GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2018 現地調査 下呂2
平成30年3月13日
下呂温泉街を周り
下呂温泉神社
足湯の里 ゆあみ屋
下呂発温泉博物館
ダイヤモンド下呂温泉ソサエティ
下呂市総合観光案内所
など色々な施設を調査・取材させていただきました。
市営下呂温泉駐車場
下呂温泉の中心観光スポット「湯の街通り」近くにあり普通乗用車のみ駐車可能の広い駐車場です。
傾斜地にある駐車場ですので、車いすやベビーカーなどは乗降や通行に注意が必要です。
車いすスペースが2台分と多目的トイレもあります。
白鷺橋
1000年以上前、傷ついた一羽の白鷺が温泉のありかを知らせたという下呂に伝わる「白鷺伝説」にちなんだ名前の「白鷺橋」には、喜劇王「チャップリン」の像の他に、下呂を三大名泉のひとつとした室町時代の詩僧「万里集九」と江戸時代の儒学者「林羅山」の像があり、写真撮影スポットになっています。
下呂温泉神社
山形県出羽三山の湯殿山本宮から分霊して建立された神社で、なんとビルの1階にあります。
毎年10月には、温泉の恵みに感謝の気持ちをささげる「下呂温泉神社例祭」も行われ、下呂の街を行列が練り歩きます。
神社には温泉が湧き出ている龍の口もあります。
足湯の里 ゆあみ屋
白鷺橋すぐの、ゆあみ屋の店内にはお菓子、小物などや、石鹸や化粧水などのオリジナルのお土産もたくさん販売されています。
ゆあみ屋名物の「ほんわかプリン」や「温玉ソフト」を購入して、イートインスペースや足湯コーナーで食べることが出来ます。
入口がスロープになっていますので車いすでもスムーズに入れます。
さるぼぼ神社
飛騨地方で昔から作られる子どもの人形で、近年はお土産として知られる「さるぼぼ」を祀る神社で、お土産屋さんの敷地内にあります。
通路が途中から飛び石となっていて、車いすで奥まで入るのは困難です。
下呂発温泉博物館
名前のとおり「温泉」をテーマにした博物館で、「温泉の科学」や「温泉の文化」などの展示物や資料があり温泉をより深く知ってもらうための施設です。
体験コーナーがあり、下呂温泉の浮世絵をつくったり温泉のph(ペーハー)や塩分を調べたりできます。
「足湯」や「歩行浴」なども併設しています。
中央駐車場
温泉博物館の道を挟んで向かいにある駐車場です。
この駐車場内には、多目的トイレを備えた公衆トイレがあります。
温泉博物館内には、車いすで利用できるトイレが設置されていないので、ここの多目的トイレを利用すると良いでしょう。
駐車場のすぐ横には、無料の「鷺の足湯」があります。
加恵瑠神社
温泉博物館の隣に「下呂温泉加恵瑠神社」が平成22年に誕生しました。
「ゲロゲロ」と鳴く「カエル」にちなんだ神社で、境内にはカエルがいっぱいで温泉街の新しい観光名所にもなっています。
奥には絵馬やおみくじがあり、御賽銭を奉納すると加恵瑠大明神のお告げが聞こえてきます。
下呂市総合観光案内所
JR下呂駅前にある「下呂市総合観光案内所」では、下呂温泉や周辺の観光案内パンフレットが置かれている他にも、下呂温泉の旅館のお風呂が三ヶ所まで入浴できる「温泉手形」の販売や、温泉街を散策するためのレンタルサイクルの貸出も行なっています。
駅舎から観光案内所へ行くのは段差はありませんが、駐車場がある道路側からの入口は階段となっているため、円筒形の観光案内所の建物の裏から迂回する必要があります。
ダイヤモンド下呂温泉ソサエティ
JR下呂駅から車で5分の眼下に下呂温泉街を見渡せる高台にあるホテルです。
バリアフリー対応室は3室あり、うち1室が客室入口が緩いスロープになっており、車いすでも入りやすくなっています。
客室内も広く、車いすが回転することができ、ツインベッドの一台は電動でリクライニングするベッドになっています。
洗面台やトイレも広く、車いすでも使用しやすくなっています。
レストランについては、焼肉がメニューに含まれている場合、コンロ付きテーブルの仕切られた別部屋になります。
テーブルの下に、コンロの機構がついていますが、車いすでも足が入る十分な高さがあり、膝が当たらない奥行きもあります。
ホテル内のお土産売店、レストランなどの施設や、通路、ロビーも十分な広さがあり段差もないので、車いすでも移動の心配はありませんでした。
今回は下呂の街中を散策しながら調査しましたが「かえるの滝」など観光マップにも載っていないものも見つけたりして、温泉街をぶらりと散策するのも面白いなと感じました。
ご協力、ありがとうございました。
調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。