新穂高ロープウェイの2階建てゴンドラがリニューアル

標高2156mの北アルプスの雄大な自然を360度の大パノラマで堪能できる「新穂高ロープウェイ」(高山市奥飛騨温泉郷)は、開業50周年を記念して日本で唯一の2階建てゴンドラが運行する第2ロープウェイを2020年7月にリニューアルしました。

黒いスタイリッシュなデザインのオーストリア製の新しいゴンドラは、曇りにくい加工を施された広いガラス面で、良好な視界を確保します。

今回のリニューアルでは、第2ロープウェイの乗り場である「しらかば平駅」のベーカリー店舗・駅施設のリニューアルも行われました。

現在は、新型コロナウイルス感染症予防の対策として、ロープウェイの最大乗車人員を減らすなどして運行されています。

リニューアルの内容や、運行状況や現地の天候などは、新穂高ロープウェイの公式サイトで確認できます。(西穂高口駅の屋上に設置された展望台のライブカメラの画像あり)

ふらっと旅ぎふのバリアフリー情報

ふらっと旅スポット  新穂高ロープウェイ
新穂高温泉駅
鍋平高原駅
しらかば平駅
西穂高口駅

新穂高ロープウェイ公式インスタグラムより

飛騨市 市民団体が「バリアフリーマップ」を制作

飛騨おでかけバリアフリーマップ
マップとポスター

岐阜県の最北端にあり、白壁土蔵の古い町並みや「三寺まいり」の飛騨古川や、宇宙素粒子ニュートリノの研究施設「スーパーカミオカンデ」の神岡町があることで有名な岐阜県飛騨市では「飛騨おでかけバリアフリーマップ」を作成し、市内各所で配布を始めました。

 

このバリアフリーマップは、飛騨地域(飛騨市・高山市・下呂市・白川村)に住んでいる重度心身障がい者(児)の保護者の方を中心にした市民団体「あかりんぐ」が「平成31年度飛騨市やさしいまちづくり応援助成金」を活用し制作しました。

市内の観光施設、宿泊施設、飲食店などへ訪問し、丁寧に聞き取りをしてまとめられています。

飛騨市バリアフリーマップ調査の様子
現地調査の様子

持ち運びやすいサイズのマップには、バリアフリー設備の情報だけでなく、地元の方が足を運んで集めた情報がいっぱい詰まっていて、行ってみたくなる魅力的な施設が掲載されています。

飛騨市ではマップを活用し、市民だけでなく「観光客にもやさしい飛騨市」を目指しています。

<お問合せ先>
飛騨市役所 観光課 電話 0577-73-7463 (直通)

ぎふ長良川鵜飼 車いす乗船体験レポート

8月某日、岐阜市長良川で行われている「ぎふ長良川鵜飼」を、車いすのまま乗れる「バリアフリー観覧船」に乗船して鑑賞してきました。

バリアフリー観覧船「金華丸」に乗って鵜飼を堪能しました

1300年前から続く長良川鵜飼は、国の重要民俗文化財にも指定されています。
また、観覧船の一部が車いすでも乗船できるバリアフリー船となっており、観覧船に乗船するための「船着き場」までの経路も、道路から階段なしで行けるよう整備されているため、車いすでも快適に鵜飼を観覧することが出来ます。

鵜匠による鵜飼説明

乗船前に鵜匠さんから鵜飼についての説明があります。
鵜飼の歴史や鵜匠さんならではの話を聞くことが出来ます。

観覧船乗り場の前は、乗船客で賑わっています。

 

観覧船に乗船

私たちが乗船したのは車いすのまま乗船可能な、バリアフリー対応の観覧船「金華丸」でした。
船の柵の一部が取り外し可能になっていて、そこにスロープを設置してもらい乗船しました。

係の方が乗船の介助をしてくれます。

漁場まで移動

鵜飼漁場まで移動します。船上から観る長良川沿いの夕景はとても綺麗でした。

綺麗な夕焼け
金華山(岐阜城)

鵜飼が始まるまで

観覧船が漁場に着いてから鵜舟がやってくるまでの間は時間があるので、食事をしているお客さんが多かったです。踊り子さんが踊りをしながら観覧船の周りを巡っていました。

鵜飼が始まるまで河原に停泊して待ちます。
長良川艶歌や長良川音頭など、岐阜にゆかりのある歌が流れていました。

鵜飼の開始

鵜飼の開始時には花火が揚がります。

花火が4回上がったら、いよいよ鵜飼が始まります!

鵜飼

赤々と燃えるかがり火に照らされながら鵜匠が勇ましく鵜を操っていました。

鵜匠が一度に操る鵜の数は最大12羽までだそうです。

 

総がらみ

6人の鵜匠全員が1箇所に集まり、鮎を追い込む総がらみ。
近くで観ると迫力が違います。

水面に映し出されたかがり火の灯りも綺麗でした。

下船

乗船時同様、係りの方に介助して頂き無事下船し、乗船終了となりました。

乗船時とは違い、辺りはすっかり暗くなっていました。

 

「観覧船」に乗車してみて

この日は前日に雨が降ったので、長良川の水かさも多く、鵜飼船と並走していく「狩り下り」では無く、観覧船は川岸に停泊し、順次鵜舟が下る様子を観る「付け見せ」という観賞方法でした。

かがり火に照らされながら伝統衣装に身を包み、巧みに鵜を操る鵜匠の姿。
非日常的で幻想的な空間でした。鵜舟が観覧船の傍を通るとかがり火の熱を感じることもできました。

また、地元の人間である私も、普段意識して観ることは無かった長良川沿いの町並みを船上から観るというのはとても新鮮でした。船上で感じる川を吹く風は涼やかで気持ち良かったです。

車いすのまま乗船できる観覧船を利用して、車いす利用者の方にも長良川鵜飼が時を重ね守り伝えてきた伝統の技を、その目で観て知って貰えたらと思います。(調査スタッフ K.N)

車いすで観覧船に乗るには

バリアフリー船の予約は、ぎふ長良川鵜飼のホームページからは予約できませんので、電話にて予約してください。
電話番号:058‐262‐0104

公共交通機関でのアクセス方法

私は今回、JR岐阜駅バス停から岐阜バスの市内ループ線(左回り)に乗って行き、「長良橋」バス停で降車しました。
(市内ループ線は常時、車いすのまま乗車可能なバスが走っています。左回りもありますが、遠回りになります。)

ループ線路線図

※帰りは市内ループ線(右回り)に乗って帰りました。

運転手さんが乗降介助をしてくれるので安全に乗降することができます。

 

長良橋のバス停から案内所・観覧船乗り場までは車イスでも2~3分で行くことができました。案内所・観覧船乗り場は長良橋の下に位置します。

 

おまけ

360度パノラマ動画です。左上の▲マークを操作して全方向が見られます。

スマートフォンなどの場合は、YouTubeで見てください。

レールマウンテンバイク ガッタンゴー!! 乗車体験レポート

2017年6月2日、飛騨市神岡町にある、レールマウンテンバイク「Gattan Go!!(ガッタンゴー)」を体験してきました。
このガッタンゴーは、廃線となった旧神岡鉄道のレールの上を、ガッタンゴットンと音と感触を味わいながら、大自然の中を心地よい風を受け疾走する新感覚の乗り物です。

専用車イスに乗り換え

ガッタンゴーにはいろいろな車両がありますが、私は専用の車イスに乗り換え乗車することが出来る「おくひだ2号」を体験させていただきました。

専用車イスへの乗り換え

乗換の際は手伝ってもらいました。「おくひだ2号」用の車イスは標準タイプの車イスで、私の普段使うものとは違っていましたが、乗り心地も問題ありませんでした。
(座席に敷くマットは自分の車イスの物を使いました)

乗車前説明会

乗車前には、注意事項やおすすめポイントの説明があり、乗車順等の取り決めなども行われました。

乗車前の説明を聞く様子

この時は6グループくらいの方が乗車されました。

乗車(セッティング)

専用車イスを車両に固定して貰っています。スロープ状になっていて後ろから土台に上がる感じでした。

車両に車イスを固定します

 

出発

両サイドのマウンテンバイクに2人が乗車したら、出発です。

始発駅は「旧奥飛騨温泉口駅 」です。

全員乗車で準備完了!
スタート!!

道中(行き)

行きの道の様子です。新緑が青々としていました。

ガッタンゴットンとレールの上を進みます

 

トンネルの中はランプもなく暗いですが、マウンテンバイクのヘッドライトが点灯します

トンネルの中の様子です。写真は明るいですが、いくつかあるトンネルの中には真っ暗で視界が奪われるところもありドキドキしました。

川沿いを走行すると風も心地よいです

道中に見えた赤い橋です。川のせせらぎが涼しげに聞こえ、素敵なロケーションでした。

折り返し地点

折り返し地点で、車両の向きを変えて出発地点へと戻っていきます。
折り返し駅は「旧神岡鉱山前駅」です。

片道 約2.9kmで、折り返し地点に到着です
湧き水が冷たくて気持ちよかったです

道中(帰り)

帰りの赤い橋の見えるところで記念撮影しました。

景観の良いポイントで記念撮影!

到着

出発地点に戻ってきました。ガッタンゴーから降車します。

出発地点の「旧奥飛騨温泉口駅」へ、左側に「おくひだ1号」も見えてきました
ただいまー!

自分の車イスへ乗り換え

専用車イスから自分の車イスへと乗り換えて体験終了となりました。

お疲れ様でしたー!

レールマウンテンバイク「Gattan Go!!(ガッタンゴー)」に乗車してみて

風を切るような感覚は普段車イスに乗っていてはあまり感じることはできませんが、ガッタンゴーに乗車して久しぶりにその感覚を味わうことができました。

青々とした木々、色とりどりの花、川のせせらぎ、自然があるからこそ体験できるものがありました。

大人になってからは乗り物への乗り換えが大変だったりするので、遊園地等のアトラクションに乗ることはほとんどなくなりましたが、ガッタンゴーでは専用の車イスで乗車できる「おくひだ2号」があるので、対応可能な方も多いと思います。

私のように童心に還って体験して貰えたらと思います。(調査スタッフ K.N)

 

おまけ

短いですが乗車中の動画です。