GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2019 現地調査 不破
令和元年11月22日
を調査させていただきました。
南宮大社
最初に不破郡垂井町宮代にある南宮大社を訪問しました。
関ヶ原の戦いの舞台にもなった南宮山の山麓に鎮座し、鉱山を司どる神である金山彦命(かなやまひこのみこと)を祭神として、全国の鉱山・金属業の総本宮として古くから信仰を集めています。
朱塗りの本殿・拝殿・楼門など、江戸時代の神社建築の代表的な遺構18棟が、 国の重要文化財に指定されています。
駐車場は、本社の入口にある数立神社の北側にあります。
車いすマークのトイレもあります。
9月に完成したばかりのトイレは、周囲に段差もなく入口は広く、車いすマークのトイレもあります。
駐車場の東側の隅にも車いすマークのトイレがあります。
駐車場から正面の桜門への通路は、段差はありませんが、少しガタガタして傾斜があります。
下向橋(げこうばし)は、参拝の行き帰りに渡る橋です。
橋の両端には段差がありますが、横にスロープがあり、車いすでも問題ありません。
楼門から境内の中を眺めると、高舞殿(こうぶでん)、拝殿が一直線になっています。
楼門には段差があるので、車いすで境内に入るときは南門から入ります。
南門までの通路は舗装されています。
南門も段差がなく車いすでも問題ありません。
境内は砂利敷なので、車いすは付添がいると安心です。
電動車いすなら問題ない深さの砂利です。
南門を通り過ぎさら進むと、南宮稲荷神社に通じる朱塗りの連鳥居が現れました。
とても神秘的な雰囲気で、通り抜けてみると不思議な気持ちでした。
関ケ原笹尾山交流館
次に訪れた関ケ原笹尾山交流館は、不破郡関ケ原町にあります。
関ケ原古戦場でも一番の観光ポイント、西軍・石田三成陣跡のある笹尾山(ささおやま)の麓にある交流施設です。
甲冑体験(有料)、戦国グッズや名産品などを販売する「お土産処」、関ケ原の観光ガイドやウォーキングマップを無料配布するほか、古戦場観光についての情報も入手できます。
関ケ原笹尾山交流館は、旧関ヶ原北小学校を改装したもので、入口には階段がありますが、車いすには手作りのスロープを掛けてもらえますので問題ありません。
甲冑体験コーナーでは、関ケ原仕様の手づくり甲冑を実際に着用でき、記念撮影したり、甲冑を着て史跡散策も出来るそうです(雨天時は屋内のみ)。
戦国武将関連の書籍、キーホルダーや缶バッジなどの戦国武将関連のグッズなど色々なものが販売されていました。
お土産品コーナーでは、ヤギのミルクを使った「やぎ乳アイス」を販売しています。
交流館は廃校になった小学校の校舎や運動場を再利用しているため、館内には和式トイレしかありません。
運動場の南端に新たに公衆トイレが設置され、車いすマークのトイレもあり、とても使い易くなっていました。
トイレは広くおむつ交換台もあります。
運動場は駐車場スペースにもなっています。
運動場の南側には舗装された道路があり、笹尾山「石田三成陣跡」の方に繋がっています。
笹尾山は、1600年関ヶ原の戦い時に西軍石田三成が陣を構えた関ヶ原の地、北西に位置する小さな山です。
現在は、合戦時に敵の攻撃からの防御として使われた竹矢来・馬防柵が復元されています。
取材への協力有難うございました。
今回の調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。