おもてなし講習「車いすについて学ぶ」開催しました

3月29日(木曜日)、長良川温泉 十八楼にて、バリアフリー観光推進セミナー おもてなし講習「車いすについて学ぶ」を開催しました。

3月なのに汗ばむような夏日となりました

 

鵜飼観覧船乗り場への坂道を体験

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクトでは、観光施設のバリアフリー状況の調査・取材し「ふらっと旅ぎふ」で紹介する他、受け入れ体制の向上のため、先進的な取り組みを紹介したり、障がいのある方や高齢者の課題などを学び接遇技術の向上やサポート体制を強化するための研修等も行なっています。

歩きやすく整備された川原町の古い町並みを車いすで散策

今回は、昨年12月に引き続き、バリアフリー観光に力を入れている「岐阜長良川温泉旅館協同組合」の宿泊施設で働く皆さんをはじめ16名の方に参加いただき、車いす利用者への接遇サポート方法を実習しながら学んでいただきました。

車いすを操作して、幅や長さを体験しました。じゅうたんはタイヤが沈んで少し重く感じます。
声がけや安全に注意しながら、サポートを実習しました

ふらっと旅ぎふの取材で県内の観光施設のバリアフリー状況の調査を担当する、車いすユーザーのスタッフが講師を務め、座学のあと実際に車いすを自分で操作して、会場内に作ったコースや、館内にあるトイレ、エレベーター、スロープなどの施設を体験したり、車いすをサポートするだけでなく、車いすに乗りサポートされる側の立場も体験しながら、長良川河畔の川原町なども散策してみました。

長良川沿いの桜が満開でした
「思ったよりも腕に力が要るんですねー」との感想も出ました

参加された皆さんからは、普段は気にならない小さな段差でも車いすではバリアになる事が実際に体験してよく分かった、車いすでの不安感や目線を体験し「相手の気持になって接客する事が大切」ということが分かったというような感想が聞かれ、すぐにでも実践に生かしたいというお話も聞かれ有意義な機会となりました。

この気づきを、日頃のおもてなしに生かしていただき、ソフト面のバリアフリーが充実していくことを願っています。

沢山のご参加有難うございました。

 

バリアフリー現地調査2018 岐阜かかかみがはら航空宇宙博物館

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2018 現地調査 岐阜かかかみがはら航空宇宙博物館

平成30年3月20日

3月24日のリニューアルオープンに先立ち、

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

の内覧会にお邪魔してバリアフリー状況などを中心に調査・取材させていただきました。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

各務原市にある「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」は、1996年に「かかみがはら航空宇宙科学博物館」として開館して以来多くの人びとに愛されてきました。

このたび、岐阜県と各務原市の共同事業で3年半をかけて全面リニューアルしました。

リニューアルされた2階建ての建物は、真っ青な空の色を映したようなブルーの外観でした。

博物館前のYS-11型旅客機
ウェルカムゲートから博物館出入口へ
ウェルカムゲートから博物館出入口へ

 

総合案内
総合案内
チケット販売機
チケット販売機
ミュージアムショップ
ミュージアムショップ

博物館の中に入ると真っ白な内装の広い空間が広がります。正面には総合案内、左側の壁にはチケットの販売機、右側にはミュージアムショップがありました。

キッズルーム
キッズルーム
オムツ交換室
オムツ交換室
車いすマークの多機能トイレの内部
車いすマークの多機能トイレ

総合受付の左側を奥に入って行くと、キッズルーム、車いすマークの多機能トイレ、オムツ交換室があります。
多機能トイレは広く、オストメイトのほか、人が入ると自動的に音声でトイレ内部の説明が流れる視覚に障害がある方のための機能もありました。

乙式一型偵察機のレプリカ
乙式一型偵察機のレプリカ
説明案内板(QRコード付き)
説明案内板(QRコード付き)

1階展示場は航空エリアとなっています。
A1エリアの中に入ると左側の大型のスクリーンに「航空機と航空機産業の始まり」についての説明ビデオが流れ、右側には乙式一型偵察機のレプリカが展示されていました。
また展示物の前には説明案内板(QRコード付き)がありました。

今回のリニューアルで注目の三式戦闘機二型「飛燕」
「零戦初号機」の実物大模型
「零戦初号機」の実物大模型

次のA2エリアには、三式戦闘機二型「飛燕」の実機と「零戦初号機」の実物大模型が展示されています。
日本の戦前・戦中の航空機開発の努力がひしひしと感じられました。

UF-XS(実験飛行艇)、T-2(ブルーインパルス)、KAL-1連絡機など
低騒音STOL実験機「飛鳥」と色々なヘリコプター

A3エリアは、とても広い空間に大型のUF-XS実験飛行艇、日本が初めて開発した超高速航空機T-2(ブルーインパルス)、川崎航空機が制作した小型プロペラ機KAL-1、そして低騒音STOL実験機「飛鳥」や色々なヘリコプター等が展示され圧巻です。
飛行機が間近にあると見るもの全てに興味が湧いてきて、子ども心に戻ったような気持ちになりました。

スロープのある小型ジェット機フライトシミュレータ
スロープのある小型ジェット機フライトシミュレータ
小型ジェット機フライトシミュレータのコクピット

A4のエリアには、小型ジェット機シミュレータがあります。
3台のうち中央の1台にスロープのついているシミュレータもあり、車いすでもコクピット横まで行き、座席に移乗して体験することが出来ます。

別の場所に旅客機のシミュレータも1台あり、スロープでコクピットまで行き、移乗して体験できるようになっていました。

火星探査車と小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型
火星探査車と小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型

エレベーターに乗って2階に上がると、宇宙のエリアとなっています。
S5エリアには、「愛・地球博」アメリカ館で展示された火星探査車の実物大模型と、小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型が展示されています。
宇宙と生命の謎への興味とロマンが溢れる空間でした。

ロボットアームの操作の体験
ロボットアームの操作の体験

次にS4エリアには、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の実物大模型があります。
ここでは、画面モニタとジョイスティックを使って、きぼうに取り付けられたロボットアームの操作を体験することが出来ます。

国際宇宙ステーション内部への昇降機
国際宇宙ステーション内部への昇降機
国際宇宙ステーション日本実験棟きぼうの実物大模型の内部
国際宇宙ステーション日本実験棟きぼうの実物大模型の内部

また、国際宇宙ステーション日本実験棟きぼう模型の内部へは、昇降機を使って車いすのまま行くことが出来ます。
内部は実物大の大きさで精密に再現されているので、本物の国際宇宙ステーションの中にいるような感じがしました。

空宙博(そらはく)カフェの内部
空宙博(そらはく)カフェ

全ての展示物の見学を終えて1階へ下りると、出入口の横に空宙博(そらはく)カフェがあります。
南向きのガラス窓で明るい開放的な店内でした。テーブル席だけでなく、窓ガラスに沿ってカウンター席もあり、車いすでも利用しやすくなってます。

今回は、内覧会にお邪魔して見学させていただきましたが、展示物は興味をそそる物が多く、何度も行きたくなる場所でした。
3月24日(土)の正式オープン後にも、また行ってみたいと思います。

また今回の調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。

バリアフリー現地調査2018 下呂2

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2018 現地調査 下呂2

平成30年3月13日

下呂温泉街を周り

下呂温泉神社
足湯の里 ゆあみ屋
下呂発温泉博物館
ダイヤモンド下呂温泉ソサエティ
下呂市総合観光案内所

など色々な施設を調査・取材させていただきました。

市営下呂温泉駐車場

下呂温泉の中心観光スポット「湯の街通り」近くにあり普通乗用車のみ駐車可能の広い駐車場です。
傾斜地にある駐車場ですので、車いすやベビーカーなどは乗降や通行に注意が必要です。

市営駐車場 出入口ゲート

車いすスペースが2台分と多目的トイレもあります。

市営駐車場の多目的トイレ

白鷺橋

1000年以上前、傷ついた一羽の白鷺が温泉のありかを知らせたという下呂に伝わる「白鷺伝説」にちなんだ名前の「白鷺橋」には、喜劇王「チャップリン」の像の他に、下呂を三大名泉のひとつとした室町時代の詩僧「万里集九」と江戸時代の儒学者「林羅山」の像があり、写真撮影スポットになっています。

チャップリン像の前で記念撮影!

下呂温泉神社

山形県出羽三山の湯殿山本宮から分霊して建立された神社で、なんとビルの1階にあります。
毎年10月には、温泉の恵みに感謝の気持ちをささげる「下呂温泉神社例祭」も行われ、下呂の街を行列が練り歩きます。
神社には温泉が湧き出ている龍の口もあります。

下呂温泉神社

足湯の里 ゆあみ屋

白鷺橋すぐの、ゆあみ屋の店内にはお菓子、小物などや、石鹸や化粧水などのオリジナルのお土産もたくさん販売されています。
ゆあみ屋名物の「ほんわかプリン」や「温玉ソフト」を購入して、イートインスペースや足湯コーナーで食べることが出来ます。
入口がスロープになっていますので車いすでもスムーズに入れます。

ゆあみ屋入口

さるぼぼ神社

飛騨地方で昔から作られる子どもの人形で、近年はお土産として知られる「さるぼぼ」を祀る神社で、お土産屋さんの敷地内にあります。
通路が途中から飛び石となっていて、車いすで奥まで入るのは困難です。

お土産屋さん横のさるぼぼ神社への通路

下呂発温泉博物館

名前のとおり「温泉」をテーマにした博物館で、「温泉の科学」や「温泉の文化」などの展示物や資料があり温泉をより深く知ってもらうための施設です。
体験コーナーがあり、下呂温泉の浮世絵をつくったり温泉のph(ペーハー)や塩分を調べたりできます。
「足湯」や「歩行浴」なども併設しています。

下呂発温泉博物館の入口通路

中央駐車場

温泉博物館の道を挟んで向かいにある駐車場です。
この駐車場内には、多目的トイレを備えた公衆トイレがあります。
温泉博物館内には、車いすで利用できるトイレが設置されていないので、ここの多目的トイレを利用すると良いでしょう。
駐車場のすぐ横には、無料の「鷺の足湯」があります。

中央駐車場正面ゲート

加恵瑠神社

温泉博物館の隣に「下呂温泉加恵瑠神社」が平成22年に誕生しました。
「ゲロゲロ」と鳴く「カエル」にちなんだ神社で、境内にはカエルがいっぱいで温泉街の新しい観光名所にもなっています。
奥には絵馬やおみくじがあり、御賽銭を奉納すると加恵瑠大明神のお告げが聞こえてきます。

加恵瑠神社

下呂市総合観光案内所

JR下呂駅前にある「下呂市総合観光案内所」では、下呂温泉や周辺の観光案内パンフレットが置かれている他にも、下呂温泉の旅館のお風呂が三ヶ所まで入浴できる「温泉手形」の販売や、温泉街を散策するためのレンタルサイクルの貸出も行なっています。
駅舎から観光案内所へ行くのは段差はありませんが、駐車場がある道路側からの入口は階段となっているため、円筒形の観光案内所の建物の裏から迂回する必要があります。

観光案内所の裏側

ダイヤモンド下呂温泉ソサエティ

JR下呂駅から車で5分の眼下に下呂温泉街を見渡せる高台にあるホテルです。

ダイヤモンド下呂温泉ソサエティ正面

バリアフリー対応室は3室あり、うち1室が客室入口が緩いスロープになっており、車いすでも入りやすくなっています。

バリアフリー対応の329号室の入口

客室内も広く、車いすが回転することができ、ツインベッドの一台は電動でリクライニングするベッドになっています。

電動ベッド

洗面台やトイレも広く、車いすでも使用しやすくなっています。

客室内トイレ

レストランについては、焼肉がメニューに含まれている場合、コンロ付きテーブルの仕切られた別部屋になります。
テーブルの下に、コンロの機構がついていますが、車いすでも足が入る十分な高さがあり、膝が当たらない奥行きもあります。

コンロ付きテーブル

ホテル内のお土産売店、レストランなどの施設や、通路、ロビーも十分な広さがあり段差もないので、車いすでも移動の心配はありませんでした。

 

今回は下呂の街中を散策しながら調査しましたが「かえるの滝」など観光マップにも載っていないものも見つけたりして、温泉街をぶらりと散策するのも面白いなと感じました。

ご協力、ありがとうございました。
調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。

 

バリアフリー現地調査2018 岐阜1

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2018 現地調査 岐阜1

平成30年2月28日

鏡島弘法(瑞甲山 乙津寺)

伊奈波神社

ホテルグランヴェール岐山

を調査させていただきました。

鏡島弘法 (瑞甲山 乙津寺)

鏡島弘法 南大門
鏡島弘法 南大門
大師堂 拝殿への正面の参道
大師堂 拝殿への正面の参道

岐阜市鏡島にある瑞甲山 乙津寺に行ってきました。
乙津寺は臨済宗妙心寺派の寺院で、通称「鏡島弘法」と呼ばれ親しまれています。
弘法大師の縁日(毎月21日)には、広い境内のあちこちに露店が立ち並び沢山の人で賑わっているそうです。
また境内の中の通路は、段差の無い石道に改修整備され、車いす使用者でも境内の隅々まで見て回れました。

御神木である楠木の大木
御神木である楠木の大木

参道へのスロープを上がった右側に、大きな楠木があります。これは御神木で、岐阜市指定保存樹になっています。

涅槃仏が横たわるお墓
涅槃の霊廟

また寺院の奥に行くと、涅槃仏が横たわった「涅槃の霊廟」と呼ばれる、参拝者の安穏やお寺に永代供養を託す共同のお墓がありました。

石仏の立ち並ぶミニ四国八十八ヶ所霊場
ミニ四国八十八ヶ所霊場

そして大師堂の裏手には、ミニ四国八十八ヶ所霊場が造られ沢山の石仏が立ち並んでいました。

弘法の梅
弘法の梅

鏡島弘法は梅の名所でもあります。境内には、弘法大師空海が杖を地面に刺したところ、その杖が梅となったと伝えられている「弘法の梅」もありました。

寺院や神社の多くは、参道に階段があったり砂利が敷き詰められたりと、車いすでは本堂の拝殿まで行くのが困難なことが多いのですが、鏡島弘法に行ってみて車いすでも問題が無いことが分かりました。
これから徐々に温かくなっていくので皆さんも一度訪れてみてはいかがでしょうか。

伊奈波神社

伊奈波大黒社と楼門
伊奈波大黒社と楼門

岐阜市伊奈波通りにある伊奈波神社に行ってきました。
最近は、日本全国にあるパワースポットの一つとしても紹介されています。

坂の上の無料駐車場の入口
坂の上の無料駐車場(約30台)の入口

伊奈波神社の参道から、入口の大鳥居手前にある矢印の標識に従って進むと、坂の上に平日利用できる無料駐車場(約30台)があります。

無料駐車場からの急な斜面
無料駐車場からの急な斜面

坂の上の無料駐車場から、伊奈波神社参集殿前の参拝場所までは、勾配のきつい下りと上りの坂があるため(約7.2度)、車いすの場合は付添いがないと危険です。

参集殿前の参拝場所
参集殿前の参拝場所

参集殿前の参道には、賽銭箱が置かれた参拝場所が設けてあります。この先は階段だけのため、車いすの場合はここで参拝するのが良いでしょう。

神符・お守り授与所
神符・お守り授与所

参集殿の横には社務所があり、正面には階段がありますが、スロープも設置されているので、車いすでも神符やお守りを授かる事が出来ます。

参集殿前の出入口
参集殿前の出入口

参集殿の総合受付

参集殿の総合受付参集殿(鉄筋2階建)は、入口は間口の広い自動扉で建物内も広く、ご祈祷を受け付ける総合案内、飲料水の自動販売機、車いすマークのトイレなどがありました。

伊奈波神社は、山の斜面に建っている立地のため階段があり、車いすで一番奥の神社本殿・拝殿まで行くのは困難ですが、すぐ手前の参集殿前の参道までは階段はなく、賽銭箱が置かれた参拝場所が設けてあるので、車いすの場合は、そこで賽銭を投じてお参りする事が出来るよう配慮されていました。

ホテルグランヴェール岐山

ホテルグランヴェール岐山全景
ホテルグランヴェール岐山
柳ケ瀬商店街
柳ケ瀬商店街

岐阜市の繁華街、柳ヶ瀬にあり、JR岐阜駅からのアクセスも良いホテルです。

ホテル地下駐車場
ホテル地下駐車場

ホテルの駐車場は地下にあり、車いすマークの駐車場は1台分あります。
また駐車場や各階は、3基のエレベーターで繋がっています。

ホテルフロント前のロビー
ホテルフロント前のロビー

1階ロビーは開放的な広い空間でした。
ホテルでは結婚式が行われ、利用人数に応じた各種会議室や宴会場もあり、1階レストランではランチバイキングもやっています。

ホテルのフロント
ホテルのフロント

フロントには外国から来たスタッフもおり、日本語はもちろん、英語、中国語、韓国語などにも対応してくれます。

バリアフリールームの出入口
バリアフリールームの入口

間口が広く、客室の広いバリアフリールーム(ツインルーム)があります。

浴室・トイレ
浴室・トイレ
浴室・洗面台
浴室・洗面台

客室に入ってすぐの左側に浴室・トイレ・洗面台のある段差のない広いスペースがありました。
車いすが中で回転出来る広さがあり、とてもやすい易い構造になっていました。

ベッドスペース
ベッドスペース

ベッド周りも広く、車いすでも自由に移動出来ます。
ベッドの高さも車いすの座面に合わせ45cmになっていました。

ホテルグランヴェール岐山には、夜景を楽しみながらディナーが出来る展望レストランや、ランチバイキングを提供するレストラン、そして夏には庭園ビアガーデンもある魅力的なホテルです。
車いすでのアクセスにも配慮されていて、宿泊だけでなく結婚式や宴会、研修などにも使いやすいホテルです。

今回の調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。

 

 

 

バリアフリー現地調査2018 海津・羽島

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2018 現地調査 海津・羽島

平成30年2月26日

千代保稲荷神社

東横イン岐阜羽島駅新幹線南口

を調査させていただきました。

千代保稲荷神社

海津市平田町にある千代保稲荷神社に行ってきました。
「おちょぼさん」の愛称で親しまれているこの稲荷神社は、京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに日本三大稲荷となっています。
商売繁盛・家内安全のご利益があると言われ、正月や月末には県内外から多くの参拝者が訪れています。

南口大鳥居
南口大鳥居
南口無料駐車場と公衆トイレ
南口無料駐車場(約20台)と公衆トイレ

千代保稲荷神社への参道への東口、南口には、赤い大鳥居がそびえています。
その大鳥居の側には、無料駐車場(約70台)と有料駐車場(約1,000台)が整備され、車いすマークの公衆トイレもあります。

賑わいを見せる参道
賑わいを見せる参道
串かつの店頭販売
串かつの店頭販売

南大鳥居をくぐると、千代保稲荷神社本殿まで長い参道があります。
参道の両側には、漬物屋、草餅、たい焼き、串かつなどを店頭で販売するお店が120軒ほど立ち並び、多くの参拝者で賑わっています。参拝後に串かつなどの「おちょぼグルメ」を楽しんでみても良いかと思います。

平和祈念館前の本殿への入口
平和祈念館前の本殿への入口

神社本殿への正面入口は、数段の階段があり車いすで通行するのは難しいですが、本殿手前の左側(西側)の路地を入り、平和祈念館前の赤色の鳥居から入ることが出来ます。
境内の中は段差なく、車いすでも問題なく移動出来ます。

東横イン岐阜羽島駅新幹線南口

東横イン岐阜羽島駅新幹線南口の建物全体
東横イン岐阜羽島駅新幹線南口

「東横イン岐阜羽島駅新幹線南口」は、東海道新幹線岐阜羽島駅から徒歩3分、名神高速道路岐阜羽島ICから車で3分の場所にある交通アクセスの良いビジネスホテルです。

ホテル玄関前の、車いすマークの駐車場
車いすマークの駐車場

玄関入口には、1台分の車いすマークの駐車場(利用の際は要予約)があります。
点字ブロックも敷設され、玄関扉は自動扉です。
館内や客室までの通路は広く段差も無く、車いすでも利用しやすくなっています。

通路の広い食堂スペース
通路の広い朝食会場

1階フロントの左側が朝食会場になっています。場内は広く、テーブルも車いすでも使いやすくなっていました。

パソコンとカラープリンター、FAXの設備
パソコンとカラープリンター(無料)、FAX(有料)の設備

また、ロビーには無料で使用できるパソコンとカラープリンター(無料)の設備、そしてFAX(有料)とコピー(有料)があります。

ハートフルルームの全体
ハートフルルーム(ツイン)
広いトイレ・洗面台
広いトイレ・洗面台

「ハートフルルーム(ツイン)」が1部屋あります。
間口や室内も広く、浴室やトイレ・洗面も段差がなく、車いすでも使いやすくなっていました。

 

今回、「千代保稲荷神社」の本殿は階段があって車いすでの参拝は難しいと思っていましたが、実際に現地へ行ってみると段差の無い本殿まで行けるルートがあるのが分かりました。
参道には、地元の食材や、素朴な昔ながらの食べ物の他、カフェなどもあって、とても賑わっていて、次は「おちょぼグルメ」を目当てに出かけてみたいと思います。

東海道新幹線・岐阜羽島駅や名神高速道路・岐阜羽島インターチェンジからすぐの「東横イン岐阜羽島駅新幹線南口」は、交通アクセスが良く県外から訪れる方にも利用しやすいホテルでした。
ハートフルルームは、車いすでも使いやすいよう細かい所まで配慮された客室でした。

急な日程にもかかわらず、ご協力いただきありがとうございました。

調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。