GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2018 現地調査 海津・羽島
平成30年2月26日
を調査させていただきました。
千代保稲荷神社
海津市平田町にある千代保稲荷神社に行ってきました。
「おちょぼさん」の愛称で親しまれているこの稲荷神社は、京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに日本三大稲荷となっています。
商売繁盛・家内安全のご利益があると言われ、正月や月末には県内外から多くの参拝者が訪れています。
千代保稲荷神社への参道への東口、南口には、赤い大鳥居がそびえています。
その大鳥居の側には、無料駐車場(約70台)と有料駐車場(約1,000台)が整備され、車いすマークの公衆トイレもあります。
南大鳥居をくぐると、千代保稲荷神社本殿まで長い参道があります。
参道の両側には、漬物屋、草餅、たい焼き、串かつなどを店頭で販売するお店が120軒ほど立ち並び、多くの参拝者で賑わっています。参拝後に串かつなどの「おちょぼグルメ」を楽しんでみても良いかと思います。
神社本殿への正面入口は、数段の階段があり車いすで通行するのは難しいですが、本殿手前の左側(西側)の路地を入り、平和祈念館前の赤色の鳥居から入ることが出来ます。
境内の中は段差なく、車いすでも問題なく移動出来ます。
東横イン岐阜羽島駅新幹線南口
「東横イン岐阜羽島駅新幹線南口」は、東海道新幹線岐阜羽島駅から徒歩3分、名神高速道路岐阜羽島ICから車で3分の場所にある交通アクセスの良いビジネスホテルです。
玄関入口には、1台分の車いすマークの駐車場(利用の際は要予約)があります。
点字ブロックも敷設され、玄関扉は自動扉です。
館内や客室までの通路は広く段差も無く、車いすでも利用しやすくなっています。
1階フロントの左側が朝食会場になっています。場内は広く、テーブルも車いすでも使いやすくなっていました。
また、ロビーには無料で使用できるパソコンとカラープリンター(無料)の設備、そしてFAX(有料)とコピー(有料)があります。
「ハートフルルーム(ツイン)」が1部屋あります。
間口や室内も広く、浴室やトイレ・洗面も段差がなく、車いすでも使いやすくなっていました。
今回、「千代保稲荷神社」の本殿は階段があって車いすでの参拝は難しいと思っていましたが、実際に現地へ行ってみると段差の無い本殿まで行けるルートがあるのが分かりました。
参道には、地元の食材や、素朴な昔ながらの食べ物の他、カフェなどもあって、とても賑わっていて、次は「おちょぼグルメ」を目当てに出かけてみたいと思います。
東海道新幹線・岐阜羽島駅や名神高速道路・岐阜羽島インターチェンジからすぐの「東横イン岐阜羽島駅新幹線南口」は、交通アクセスが良く県外から訪れる方にも利用しやすいホテルでした。
ハートフルルームは、車いすでも使いやすいよう細かい所まで配慮された客室でした。
急な日程にもかかわらず、ご協力いただきありがとうございました。
調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。