バリアフリー現地調査2019 熱気球体験


GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2019 現地調査 郡上

令和元年11月23日

熱気球「ヒートバルーン物語」を体験しました。

郡上八幡の長良川の畔で行われる「ヒートバルーン物語」では、熱気球に乗って空からまわりの山々が一望でき、爽快な気分と他の乗り物では味わう事の出来ない貴重な体験が出来ます。

ゴンドラに扉がついていて、段差も少ないので車いすのまま搭乗して体験することが出来ます。

ヒートバルーン物語 昇竜会場

会場は郡上八幡自然園のそばの広場で、すぐ横に駐車場があります。
駐車場横で受付を済ませ順番を待ちます。

受付兼待合所

訪問時は朝一番だった為、気球を準備していく様子も見ることができました。

どんどん膨らんでいく姿を見ているとワクワクしてきます。

大きな扇風機で風を送って膨らませます
膨らんできたら熱風で立ち上げます

炎が出る時には「ゴーーーっ!」という大きな音がして迫力があります。

ゴンドラ(バスケット)にはシリンダー(燃料タンク)もある為、車いすの搭乗は1台ずつになりました。

ゴンドラ(バスケット)

ゴンドラの床と地面で少し段差が出来るのでサポートしてもらい搭乗します。

搭乗の様子

バーナーで熱し上昇していきます、この時に迫力ある音と熱が伝わってきます。

バーナー点火時

安全運行の為、風速など天候により上昇できる高さは変わります、今回は25mを体験しました。
下から見上げるとそれほど高く見えませんが、上空から見下ろすと結構高く感じました。
上空では思っていたほど揺れは少なく、快適に体験でき大変満足でした。

地上から気球を見上げる
気球から地上を見下ろす

到着時から霧が出ていて視界はあまり良くありませんでしたが、周りの山の紅葉と長良川のせせらぎを眺め、霧も幻想的で独特の雰囲気の中熱気球を初体験することが出来ました。
敷地内にはトイレもあります、会場の路面は全体が砂利ですが車いすは埋まらず、問題なくトイレにも行くことができました。
車いすマークトイレではありませんが、車いすで切り返しができるほどトイレ内は広く壁側に手すりもついていて安心です。

トイレ外観
トイレ内
手洗い場

会場内では、気球の他にカナダ生まれの車両で、水・陸どこでも 走ることが出来るパワフルな乗り物も体験できます。

水陸両用車 ARGO(アーゴ)

ヒートバルーン物語昇竜会場は4月から12月上旬までが営業期間で、冬の間はお休みだそうです。

ご協力、ありがとうございました。
調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。