GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2019 現地調査 恵那2
令和元年10月31日
を調査させていただきました。
恵那峡遊覧船
恵那峡は約80年前に木曽川をせき止めて作られた大井ダムによってできた人造湖です。
恵那峡を周遊する遊覧船は、船の窓から両岸にそそりたつ軍艦岩・獅子岩・屏風岩・品の字岩などの奇岩・怪石が眺め、季節ごとに移り変わる自然の景観を船上から眺める充実したクルージングが楽しめます。
駐車場は遊覧船のりばから250mほど離れています。
遊覧船のりばのトイレには、車いすマークのトイレはありませんが、駐車場のトイレ棟に車いすマークトイレがあります。
調査時は駐車場から遊覧船のりば周辺は整備のため工事を行っていましたが、近いうちに完成予定で、移動も安全になるようです。
お土産屋さん前の広場、ここも整備中ですが車いすなどでも利用しやすい広場になりそうです。
お土産屋さんには、懐かしい国産のクラシックカー(ダットサンブルーバード)が置かれていました。
多目的広場から遊覧船のりばまでは道が新しくなり、坂道の傾斜は以前よりも緩やか(斜度3度~5度くらい)になっていました。
桟橋を通って乗船します、途中スロープになっていますが水位によりスロープの傾斜角度は変わります。
乗船口には外と中に階段があります。
車いすのまま乗れる船が一隻あり、船尾にスロープを設置して乗船し、船内には簡易昇降機で降ります。
調査時はまだ何もありませんでしたが、写真右側のこの工事場所にビジターセンターができるそうです。
えなてらす恵那市観光物産館
JR恵那駅に隣接する観光物産館です。
恵那近郊の観光地や名物のお土産が販売されています。観光案内所も併設されていて各種パンフレットなどがあります。
観光物産館には駐車場がありませんので駅西駐車場を利用すると良いでしょう。2階以上の各フロアに車いすスペースが2台分設けられていました。
観光案内所の先には公衆トイレがあり、車いすマークトイレもあります。
「恵那峡遊覧船」は、調査時はまだ周辺が整備中でしたが、今後新しい駐車場やビジターセンターなどが完成すると、これまでよりも利用しやすくなるのではと思います。
「えなてらす恵那市観光物産館」は、名物の栗きんとんなど恵那の名産品や周辺観光地のお土産のほか、ここでしか販売されていない物もありました。
駐車場やトイレも整備されており、観光情報を収集したり、お土産などを購入するのに便利な施設でした。
ご協力、ありがとうございました。
調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。