バリアフリー現地調査2018 中津川

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2018 現地調査 中津川

平成30年12月4日

ホテル花更紗

中津川市苗木遠山史料館

中津川市鉱物博物館

を調査させていただきました。

ホテル花更紗

恵那山の麓で中山道の宿場として栄えた中津川にあるホテル花更紗は、中津川温泉「美人の湯」の宿泊施設で、隣には温浴施設「クアリゾート湯舟沢」もあります。
中山道 馬籠宿までは車で5分ほどで、妻籠宿にも近く、観光の拠点としても便利です。

ホテルエントランス、段差はありません
パブリックスペースのトイレは手すり付きですが、車いすのまま入るのは困難です
隣の系列温泉館「クアリゾート」の多目的トイレ
大広間の入口スロープ
洋室は車いすでベッドサイドまで行けます
客室ユニットバス入口
ロビーの喫茶は通路も広く使いやすくなっています

中津川市苗木遠山史料館

中津川市内を流れる木曽川の右岸にそびえる城山の麓にある資料館で、苗木遠山家の資料を中心に苗木領と苗木城に関わる貴重な資料を展示、調査・研究も行っています。

大きな屋根が特徴の施設の前には広い駐車場、正面に階段があります
車いすは駐車場横の長いスロープから
茶室に甲冑が展示されています、奥には車いす対応トイレがあります
2階へ車いすで行く際は、受付でお願いして業務用エレベーターを使用できます
幕末頃の絵図をもとに作られた苗木城復元模型

中津川市鉱物博物館

中津川市苗木出身のアマチュア鉱物研究者・長島乙吉氏と子息の地球化学者・長島弘三博士から市が寄贈を受けた、鉱物標本「長島鉱物コレクション」を基礎に、1998年に開館した市立の地質系自然誌博物館です。
「長島鉱物コレクション」をはじめ、さまざまな岩石・鉱物を展示しています。

正面入口は階段ですが、左側にスロープがあります
水晶ひろば、受付で申込むとと水晶探しができます
売店「水晶の森」では鉱物のストラップなどを販売
塗り絵コーナー

2階の展示室へ車いすで行く場合は、エレベーターではなく昇降機を使用して上がります。

「バーチベータ」という昇降機
自分でボタン操作しても、操作をお願いする事も出来ます
四方向囲まれているので安心です
野外体験場「きらら広場」
石の楽器や結晶形積み木などが体験できます

 

ご協力、ありがとうございました。

調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。

 

バリアフリー現地調査2018 大野・揖斐川(谷汲)

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2018 現地調査 大野・揖斐川(谷汲)

平成30年11月30日

黒野駅レールパーク

両界山横蔵寺

里山きさら

を調査させていただきました。

黒野駅レールパーク

大野町にある新しいテーマパーク、黒野駅レールパークに行ってきました。
ここには2005年に廃線した名鉄揖斐線の黒野駅の駅舎を再利用した黒野駅ミュージアムのほか、プラットホームやレール等が当時の雰囲気を残し保存されています。
西側には芝生広場があり、遊具やベンチも置かれ交流拠点になっています。

黒野駅レールパークの全景
黒野駅ミュージアムの前では赤白電車(モ512号)の看板が出迎えます
プラットホームと線路
線路に沿って遊歩道が伸び、横に駐車場があります
黒野駅ミュージアムの出入り口
黒野駅ミュージアム入口
黒野駅ミュージアムの構内
旧黒野駅の待合室の面影を残した構内、プラレールの遊び場があります
総合案内所
旧黒野駅の窓口は総合案内所になっています
「カフェくろの」の店内
カフェくろの

ミュージアム1階にはカフェがあります。店内は広く、壁には赤白電車(モ512号)などの写真が飾られ、揖斐線や谷汲線に関する写真書籍なども閲覧出来るようになっています。
店内のテーブルや椅子は自由に動かすことが出来、高さも車いすでも使いやすくなっています。

手作りの焼き立てパン
カフェでは、手作りのパンも販売しています
カフェの階段
カフェの2階には階段で上がります

2階には鉄道ジオラマが展示されています。
2階へは階段のみなので、2階に行くのが困難な車いすの方などのため、2階の様子をWEBカメラで撮影しカフェのモニターに映しています。

名鉄電車が走る大型のジオラマ
大野町内を名鉄電車が走る大型のジオラマがあります

ジオラマは4メートル四方の大きなもので、黒野駅を中心とし駅舎や黒野地域の古い街並み、公共施設など廃線となった鉄道界隈を精巧に再現しています。
これらは、揖斐線廃線10年を記念し、昔走っていた赤白電車がレールパークに2014年に里帰りするのにあわせ、地域住民が段ボールなどの廃材を持ち寄り、1年をかけコツコツ作り上げたそうです。
鉄道模型は、赤白電車等150分の1サイズの鉄道模型(Nゲージ)を使用しています。

パネル写真の数々
名鉄の赤電車や赤白電車が走っているパネル写真が展示されています

ミュージアム外観と同じ車いすマークのトイレがあり、段差がなく車いすでも利用できます。

車いすマークの公衆トイレ
段差はなく車いすでも問題ありません
多機能トイレ
車いすマークのトイレは引き戸で、室内は広く車いすが回転できます
遊具やベンチがある芝生公園
ホームの北側には遊具やベンチが置かれています
西側からの黒野駅レールパーク
西側の線路の終端からの黒野ミュージアム方面の景色
プラットホームと、手作りの赤白電車
ホームに手作りの赤白電車が置かれています。クリスマスに合わせ電飾のトンネルもありました

 

両界山横蔵寺

大野町から移動し、揖斐川町谷汲神原にある横蔵寺を訪れました。
天台宗の寺院で、山号は両界山、本尊は薬師如来、西美濃三十三霊場第一番札所になっています。
紅葉の名所でもありシーズンには多くの参拝客が訪れます。
「横蔵寺もみじまつり」も開催され、紅葉のライトアップは人気です。

もみじと赤い医王橋
赤い医王橋と白壁と紅葉のコントラストが美しい
正門横の駐車場
一番近い駐車場は正門横になります
正門入り口の石段
正門の石段を登り飛鳥川にかかる医王橋を渡って左に行くと山門があります
横蔵寺境内への迂回路
正門入口には石段があるので、車いすは道路を進みます
横蔵寺境内への迂回路
車いすの迂回路は傾斜が急になっていきますが、さらに道なりに進みます
横蔵寺境内案内図
境内案内図に従い、一番奥の赤い橋を目指して進みます
赤い橋と観音堂
赤い橋を渡ると観音堂があります
かなり急な石畳
観音堂から本堂・三重塔へは、急な石畳を登っていきます
横蔵寺の本堂
横蔵寺の本堂

1671年(寛文11年)に完成した檜皮葺(ひわだぶき)の入母屋造りの本堂は、岐阜県指定重要文化財になっています。

横蔵寺の三重塔
香堂の奥にある三重塔

1663年(寛文3年)に完成した、檜皮葺の三重塔も、岐阜県指定重要文化財になっています。

横蔵寺の仁王門
山門(仁王門)

医王橋を渡り左に行くと山門(仁王門)がそびえ立ちます。
檜皮葺(ひわだぶき)の楼門、二階は鐘楼です。1675年(延宝3年)に完成し、岐阜県指定重要文化財になっています。

舎利殿と瑠璃殿は、飛鳥川を挟んで、本堂とは反対側の小高い所にあります。

舎利殿と瑠璃殿
舎利殿と瑠璃殿
舎利殿への石段
舎利殿までは少し急な石段です
車いすのための迂回路
舎利殿への迂回

車いすは迂回路を通り舎利殿へ行くことが出来ますが、とても急で長い坂道になっていますので、車いすの場合は介助があったほうが安全です。

公衆トイレ
迂回路の途中のトイレ
小高い所にある舎利殿からの眺望
舎利殿からの眺め、木々の向こうに観音堂と赤い橋が見えます
横蔵寺の舎利殿
舎利殿の正面の階段

横蔵寺舎利殿には、横蔵生まれの妙心上人の舎利仏(ミイラ)が安置されています。妙心上人は1781年(天明元年)生まれで、両親が亡くなった後、諸国を巡って修行し1815年(文化十二年)現在の山梨県で入定し祠られていたが、明治になって出身地の横蔵寺に祠られるようになりました。

横蔵寺の瑠璃殿
瑠璃殿正面の階段

横蔵寺瑠璃殿は、国指定重要文化財の仏像二十二体が安置してあり、「美濃の正倉院」とも呼ばれています。

里山きさら

横蔵寺から移動し、揖斐川町谷汲長瀬にあるシカやイノシシなどのジビエ料理が味わえるカフェレストラン「里山きさら」に行ってきました。

「里山きさら」の建物
山に囲まれた田園の中にある木造の落ち着いた雰囲気
駐車場の出入り口
岐阜市から谷汲山華厳寺方面に行く県道49号沿いにあります
入口は段差なく二重扉になっています
店内トイレの内部
トイレは車いすでも利用しやすくなっています
店内の様子
木の香りが漂い明るい店内
ジビエについての説明
黒板にはシカとイノシシの肉の部位についての説明
テラスに面した長テーブル
南側のテラスに面したテーブルは車いすでも利用しやすい高さです
南側の広いオープンテラス
南側の広いオープンテラスには、BBQが出来る設備があります
東側のオープンテラス席
お店の東側にも、オープンテラス席があります
レジ横では持ち帰りの自家製生ハム、ソーセージ、サラミなどを販売しています

 

今回、最初に訪れた「黒野駅レールパーク」では廃線となり使われなくなった黒野駅を、子どもやお年寄り、障がいのある方など誰にも優しい公園に整備し、イベントなどを通じ交流の場になっていることを知りました。
次に訪れた「両界山横蔵寺」は「ミイラ」があることで有名になっていますが、それ以外にも、三重塔、仁王門、瑠璃殿の中の仏像など歴史的にも貴重な興味深い重要文化財が数多くあることに驚きました。
そして、最後に訪れた「里山きさら」は、谷汲の自然に囲まれた静かな里山の自然に浸りジビエ料理を食しながら、ゆったりとした時間を過ごせるお店でした。

取材へ協力して下さった皆様、お忙しい中有難うございました。
今回の調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。

バリアフリー現地調査2018 恵那

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2018 現地調査 恵那

平成30年11月27日

中山道広重美術館

恵那川上屋本社恵那峡店

恵那寿や観音寺店

を調査させていただきました。

 

中山道広重美術館

恵那市にある、歌川広重を中心に1000点あまりの作品を所蔵する美術館です。
1階と2階の展示室には、浮世絵収集家 故 田中春雄氏の「田中コレクション」 の浮世絵版画(広重)を中心に、有名な「東海道五十三次」などが展示されています。
2階の「浮世絵ナビルーム」では版画の道具などを展示し、パネルや映像などで浮世絵について学べます。
重ね摺り体験コーナーでは浮世絵の版画を体験する事も出来ます。

美術館入口のスロープ

 

木曽海道六十九次(複製)

2階の浮世絵ナビルームでは、「ペッパー君」が浮世絵や版画などの説明をしてくれます。

日本語のほか英語にも対応

「浮世絵重ね摺り体験コーナー」は、3色から12色まで数種類ありました。
絵柄は定期的に入れ変えているそうです。今回は3色の物を体験させていただきました。紙をずれないように置くのがポイントです。

ローラーでインクを付け紙を置いたら、馬連(ばれん)でこする
同じ作業を3回繰り返し出来上がりです
馬連を作成する道具

広重美術館は、見るだけでなく重ね摺り体験や、双六で遊べるので、他の美術館とは違った楽しみ方も出来て面白いと思いました。

恵那川上屋本社恵那峡店

岐阜県東美濃地方は、秋になると栗を使った和菓子「栗きんとん」が有名で、恵那市や中津川市、八百津町などには、栗きんとんを販売するお店も数多くあります。

恵那市にある「恵那川上屋」の恵那峡店は、四季折々の渓谷美が楽しめるダム湖「恵那峡」に近く、観光スポットとしても人気のお店です。
栗きんとんをはじめとする定番の和菓子から、生菓子、旬のフルーツを取り入れたケーキなど、幅広い商品を販売しています。
屋内と屋外に「茶房」も併設され、お店限定のメニューもあるそうです。

正面の駐車場入口

有名なお店で栗きんとんのシーズンには非常に込み合います。
17時以降だと空いていて、ゆっくり買い物ができるそうです。

店内の通路は広く車いすも安全に通行できます
屋内イートインスペース
屋外イートインスペース、冬は暖房が入ります

恵那寿や観音寺店

こちらも恵那峡から近い「寿や(すや)」観音寺店では、栗きんとんをはじめ栗菓子などの商品を販売しています。

落ち着いた雰囲気の建物に入ると、喫茶スペースではジャズが流れ、庭を眺めながら抹茶や和菓子が楽しめます。

入口、車いすは急傾斜の短いスロープより、右の石畳の方が緩やかです
喫茶スペースから窓越しに見える庭園
庭を眺めゆったり過ごせます
栗きんとんと抹茶のセット
販売スペース

 

ご協力、ありがとうございました。
調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。

 

バリアフリー現地調査2018 岐阜

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2018 現地調査 岐阜

平成30年11月20日

みんなの森 ぎふメディアコスモス

加藤栄三・東一記念美術館

ぎふ金華山ロープウェー

を調査させていただきました。

みんなの森 ぎふメディアコスモス

メディアコスモスの全景
青く澄みきった空とメディアコスモス

澄み切った秋空の日、岐阜市の「みんなの森メディアコスモス」に行ってきました。
ここは図書館のほか地域交流機能を持つ複合施設で、岐阜大学医学部付属病院跡地の市街地再発開発事業として整備されました。
JR岐阜駅や名鉄岐阜駅から北に約2kmの、岐阜城のある金華山近くに位置しています。
現在、すぐそばで岐阜市役所の新庁舎を建設中です。

車いすマークの駐車場
立体駐車場の2階のエレベーターの近くに、車いすマークの駐車場(妊婦・乳幼児連れ用)スペースが5台分あります

メディアコスモスの東側に隣接して立体駐車場があります。
駐車料金は、本館1階の総合案内で、身体、精神、療育の手帳を提示して半額割引が受けられます。(2時間までは無料)

屋根つきの通路
駐車場から本館東エントランスへの屋根つきの通路
メインエントランス
「メインエントランス」二重の自動ドア、外側にマットが敷かれています
エスカレーターと階段
メインエントランス正面にエスカレーターと階段
総合案内所
メインエントランス正面「総合案内所」

総合案内では、館内やイベントの案内、ベビーカーや車いすの無料貸し出しなども行っています。

多文化交流プラザ
「多文化交流プラザ」いろいろな国の人が集まり、学び、活動できるスペースです

メインエントランスから左奥へ行ったところには多文化交流プラザがあり、外国人市民のために日本語講座や多言語(英語、中国語、タガログ語、ポルトガル語)による生活相談窓口も開設しています。

ドキドキテラス
メインエントランス横「ドキドキテラス」

メインエントランス右側のドキドキテラスは、展示・イベントのスペースで、文化活動や市民活動の発表・交流の場として活用されています。
通路よりも少し低い位置にスペースが設けられ階段のようになっていますが、テラスの端のスロープで、車いすやベビーカーも中央に行けます。

車いすマークの多機能トイレ
東エントランスの車いすマークの多機能トイレ

車いすマークの多機能トイレは、1階、2階それぞれに3ヶ所づつあります。
どこのトイレも広く、オストメイト、ユニバーサルシートやフィッティングボードなどの設備があります。

みんなのギャラリー
東エントランス横「みんなのギャラリー」

みんなのギャラリーは、平面的作品や立体的作品など様々な展示が出来る貸し出しスペースです。

みんなのホール
みんなのギャラリーの奥にある「みんなのホール」

みんなのホールは、200席程度の小規模のホールです。
座席の前後の間隔が広くとられ、最前列に車いす席が設置できるスペースもあり、舞台前までのスロープもあって利用しやすくなっています。スロープは、幅が広く傾斜も緩く、手すりもあり、点字ブロックも敷かれています。

2階は図書館となっていて、メインエントランスから階段、エスカレーター、エレベーターで行くことが出来ます。
図書館に上がると、うねる格子の天井が間近に見られます。

半透明のグローブ
図書館は木造格子状の屋根が大きくうねり、半透明のグローブがあります
大きく波打つ天井
金華山から続く山並みを連想させ、大きく波打つようにうねった天井は、細長いヒノキの板を正三角形に見えるように組んで造られています

鉄筋コンクリート・鉄骨・木造が入り混じった造りなど、建築物としての評価も高く、建築に携わる人や学生など、県外からも多くの人が見学に訪れています。

グローブの下のコーナー
大小さまざまなグローブの下は、いろいろなコーナーになっています
グローブの内部
グローブの中央の穴から溢れる外光と丸い照明が、森の中にいるような空間を作っています

川舟型読書スペース

「川舟型読書スペース」川舟型読書スペースは、長良川に浮かぶ舟のイメージで、日常とは違った気分で読書を楽しむことが出来ます。

対面読書のへや
対面読書のへや

対面読書のへやでは、視覚に障がいのある方のために図書館にある本を職員が朗読するサービスを行っています。
その他にも、視覚に障がいのある方のために、点字資料の貸出・閲覧も行っています。

1階、2階それぞれに「子ども用トイレ」もあります
金華山テラス
「金華山テラス」眼の前に金華山と岐阜城がよく見えます

メディアコスモスは「みんなの森」とあるように、お年寄りや子ども、車いすやベビーカーなど、誰でも集いやすいよう、段差をなくし、通路には屋根を付けたりと使いやすさに配慮して作られていました。
ユニークな外観や構造だけでなく、居心地も良く再び訪れたくなるところでした。

メディアコスモスのWEBサイトには、バリアフリーの情報も詳しく掲載されています。
バリアフリー|みんなの森 ぎふメディアコスモス

加藤栄三・東一記念美術館

メディアコスモスの後、少し北東の岐阜公園の中にある「加藤栄三・東一記念美術館」に移動しました。

岐阜市歴史博物館の分館となっていて、金華山ロープウェー乗り場の横にあります。
漆喰の白壁と平板瓦の屋根の蔵をイメージする建物は、周囲の自然と良く調和しています。
館内には、岐阜市出身の兄弟画家、加藤栄三・東一両氏の作品を収蔵、展示しています。

加藤栄三・東一記念美術館
正面には7段の階段があります
車いす使用者のための迂回路
車いすは、建物横のスロープから入館
総合案内所
入口右側に案内所があります

車いすの貸し出しがあり、筆談にも対応しています。
身体、精神、療育の手帳の提示で本人と付添1名は入館料が無料となります。その他、市内の70歳以上の方も無料となるそうです。

絵道具の展示
第1展示室、加藤栄三・東一の写真、愛用した道具も展示されています
数多くの作品展示
栄三の「鵜飼(総がらみ)」、東一の「砂丘」「女人」などが展示されています
16世紀の竈
ロビーには、歴史博物館建設時の調査で見つかった16世紀の竈が復元されています
もうそうきんめいちく
裏庭のモウソウチクの変種「孟宗金明竹(もうそうきんめいちく)」

ぎふ金華山ロープウェー

加藤栄三・東一記念美術館の後は、横にある金華山ロープウェー乗り場へ移動しました。

このロープウェーは、金華山の麓と山頂を結び、山頂にある岐阜城へ行く手段にもなっており、新緑や紅葉、鵜飼の季節は、多くの観光客で賑わいます。

金華山とロープウェー
紅葉がはじまった金華山
正面左側の出入り口
麓駅左側入口、スロープと自動扉になっています
金華山麓駅の構内
賑わう麓駅構内
金華山ロープウェイ
車いすも乗車できます

麓駅のゴンドラ乗降場所までのルートには階段があり、エレベーターなどもありませんが、車いすでもスタッフのサポートで乗車することが出来ます。
但し、車いすの種類や大きさなどによって対応が難しい場合や、貸出用の車いすに乗り換えての対応になることもあるそうです。
(車いす使用者が多い場合や混雑時、スタッフが少ない時などは、待ち時間が長くなったり、すべての要望に応えるのが困難なこともあるので、事前に連絡して確認してもらうと良いとのことです)

 

1つ目の階段
車いすサポートの様子
ロープウェーからの眺望
ロープウェーからの眺望

ロープウェーが動き始めると、紅葉した金華山、眼下には岐阜市内の街並みの中央を流れる長良川、そして遠くの山々までも眺めることが出来ます。

段差と隙間
利用した時には、ホームとロープウェーには段差はほとんどありませんでしたが、乗員数によってはゴンドラ側が重さで下がることもあるようです
リス村入口
山頂駅から岐阜城方面にある階段

山頂駅に到着して、すぐ隣にあるリス村へ行きました。
(岐阜城までの道は、坂道や石段となっていて、車いすで行くのは困難です)

石畳のスロープ
リス村入口は石畳で坂になっているので車いすはバックで下ります
リス村の中
リス村はフェンスで囲まれ中央に止まり木が置かれています
リスへの餌やり
革手袋をして餌やりもできます
可愛いリス
餌を上手に食べる可愛いリス

金華山には野生のリスがたくさん生息していますが、昭和11年に「躍進日本大博覧会」が岐阜公園で開催された際、タイワンリスが見せ物として多数持ち込まれ、この時のリスが逃げて野生化したと言われています。
リス村のリスたちは、そのタイワンリスの子孫だそうです。

岐阜城への急な階段
岐阜城までは急な階段が続きます
雄大で美しい岐阜城
金華山の頂上にそびえる、織田信長も居城した岐阜城
岐阜市街と長良川
帰りのロープウェーから見下ろす、岐阜市街と清流長良川

これまで金華山ロープウェーに、車いすで乗車できないと思いこんでいましたが、今回、麓駅の「車椅子でご乗車の方は、遠慮なくお申し出下さい」という張り紙を見て驚きました。
力強い職員の皆さんのご協力で、車いすでも山頂駅にたどり着くことが出来ました。
急な石段があって岐阜城へ車いすで行くのは難しく断念しましたが、ゴンドラや山頂駅から岐阜市街を流れる長良川や遠くの山々を眺め、しばしの間その眺望に浸り、小さなかわいいリスたちと触れ合うことも出来ました。
晴天の秋空のもと、紅葉した金華山、そして岐阜公園を満喫できました。

取材協力して戴いた三施設の方々、親切、丁寧な対応有難うございました。

今回の調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。

バリアフリー現地調査2018 関ケ原・上石津

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2018 現地調査 関ケ原・上石津

平成30年11月13日

エコミュージアム関ヶ原

日本昭和音楽村

を調査させていただきました。

エコミュージアム関ヶ原

関ヶ原町にあるエコミュージアム関ヶ原は、県道229号の「胡麻の郷」の隣にあります。

揖斐関ケ原養老国定公園や東海自然歩道周辺一帯のビジターセンターとして、体感型の自然博物館となっており、関ヶ原の自然を模したジオラマなどが展示されています。
キャッチフレーズは「見て、聴いて、触って、感じて、身近な自然の再発見!」となっていて、クイズやパネルが工夫され楽しみながら自然が学べます。

「エコミュージアム関ケ原」の看板
県道229号から看板を左折します
エコミュージアム関ケ原の正面玄関
正面玄関入口
車いすマークの駐車場
車いすマークと妊婦・乳幼児連れの駐車場スペースが1台分
車いす使用者のためにスロープ
正面には階段がありますが、横にスロープがあります
スロープと手すり
手すり付きのスロープ、幅が広く傾斜も緩やかです
玄関前の双眼鏡
玄関前に置かれた伊吹山の自然を観察できる双眼鏡
貸出用車いすとフリーペーパー
玄関には、貸出用車いす、パンフレット・チラシなどがあります
総合案内所
館内正面の総合案内所
耳のシンボルマーク
案内所の「耳のシンボルマーク」筆談対応可
車いすマークの多機能トイレ
案内所の左奥、車いすマークトイレ
情報サービスルーム
A館1階「情報サービスルーム」

A館1階は「情報サービスルーム」となっていて、関ケ原なんでも情報地図や図書コーナー、そしてテーブルと椅子のある休憩スペースもあります。

 

野鳥のはく製標本
はく製標本

A館には、窓際に沿って、関ケ原の山々に生息する、オオワシ、トンビなどの野鳥のはく製標本が並べてあります。

自然観察の森へ
B館1階入口

 

木の上を覗くコーナー
中央のジオラマ

B館1階の「自然観察の森」に入ると中央に大きな木のジオラマが作ってあり、ハシゴに登って木の上の不思議な世界を覗くコーナーがあります。

ギフチョウの生息地のジオラマ
ギフチョウの標本と生息地のジオラマ
土の中のかくれんぼコーナー
土の中のかくれんぼコーナー
水の中のかくれんぼコーナー
水の中のかくれんぼコーナー

「土の中のかくれんぼコーナー」は、土の中の様子や生き物がわかるように工夫された展示、「水の中のかくれんぼコーナー」には、ウナギや魚の模型があり、魚の生態が分かる展示になっていて、のぞき見て観察できます。

見て、触って、感じる展示
「見て、触って、感じる」展示
モリアオガエル卵のジオラマ
泡で卵を守る「モリアオガエル」のジオラマ
車いすマークのエレベーター
B館2階へのエレベーター
大型のハイビジョンシアター
B館2ハイビジョンシアター

B館2階には、椅子が可動できる大型のハイビジョンシアターがあり、関ケ原の自然に関する番組を上映しています。
平日など利用客が少ないときは、鑑賞希望を受付まで申し出てくださいとのことです。(ハイビジョンシアターで上映している番組案内 )

日本昭和音楽村

「水の都」大垣市の上石津地区、水嶺湖の畔にある複合文化施設です。

大衆音楽の父といわれ「憧れのハワイ航路」などで有名な上石津出身の作曲家「江口夜詩」を顕彰して建てられた江口夜詩記念館ホール、スタジオ、宿泊施設、レストラン等を備えています。
森と湖に囲まれた豊かな自然環境の中、音楽合宿や発表会ができる施設として、東海だけでなく関西からも、教室、同好会、サークルなどに広く利用されています。

水嶺湖の標識を左折
国道365号線の水嶺湖の標示を左折
昭和音楽村の全景
広い敷地の中央にある、江口夜詩記念館(水嶺湖ホール)
水嶺湖の風景
周りの木々と一体化した水嶺湖
水嶺湖野外ステージ
駐車場横の「野外ステージ」

水嶺湖をのぞむ野外ステージは、大小様々なコンサートやイベントなど多目的に利用されています。

水嶺湖コテージ
別荘のようなコテージは3棟

コテージには各棟にピアノも備え、音楽合宿利用の際には、パート別に練習できるようになっているそうです。

一般用公衆トイレ
駐車場前のトイレ

屋外の一般トイレまでは、舗装され少し傾斜がありますが、段差はありません。手前のグレーチングは粗いので、杖などが挟まらないよう注意が必要です。

水嶺湖音楽スタジオ
車いすマークの駐車場そば、音楽スタジオ

ドラムセット、ピアノ、アンプ等充実した設備を備えており、音楽練習やリハーサルに使われています。
訪問したときにはJAZZを奏でるサックスの音色が聴こえてきました。

江口夜詩記念館の正面通路
江口夜詩記念館の正面への通路は、幅が広くゆるかで踏み板の広い階段
車いすマークの駐車場
車いすマーク駐車場は、数台止められるスペースがあります

車いすマークの駐車場と道路の間にあるグレーチングは粗く、杖や車いすの前輪が挟まらないよう注意が必要です。

長いスロープ
記念館正面への長いスロープ
正面手前は傾斜がきついです

車いすマークの駐車場から江口夜詩記念館(水嶺湖ホール)正面入口までは、建物に沿って長く幅が広いスロープがあります。
入口のすぐ手前は傾斜が強いので、車いすは付添がいると安心です。

館内の車いすマークのトイレは扉の幅も広く引き戸で、室内も広く使い易くなっています。

 

総合案内所
記念館の総合案内所、筆談対応可能です
点字パンフレット
総合案内所、点字パンフレットもあり
車いすマークのトイレ
記念館の車いすマークのトイレ
水嶺湖ホールの天井
円形の天井の中央に大きな照明
車いす観覧席
長いすは可動式なので、車いすのための観覧スペースも手軽に設置出来ます

江口夜詩記念館、ホール、江口夜詩メモリアルコーナー及び市民ギャラリーからなる施設です。
ヤマハが設計を手掛けたという249席のホールの音響は、プロの演奏家からも高い評価を受けているそうです。

江口夜詩の資料展示コーナー
記念館ロビーの奥のスロープを上がると、江口夜詩の資料展示コーナーがあります

江口夜詩(えぐちよし)は、ここ上石津の出身で、昭和初期の日本を代表する作曲家であり、代表曲は「憧れのハワイ航路」や「赤いランプの終列車」等で、生涯で約4000曲を作曲したそうです。

江口夜詩の資料展示コーナー
夜詩の年表や、曲の資料、当時のレコードや蓄音機なども展示されています
、オーディオガイド
夜詩の歌が聴けるガイド
カフェレストラン正面出入り口へのスロープ
レストランの正面階段横のスロープ
貸出用車いす
レストランの入口
車いすマークの多機能トイレ
レストランの車いすマークトイレ

レストランの入口右側には、レストランのメニューや、昭和音楽村でのイベント(コンサート)の宣伝ポスターなどが掲示され、貸出用車いすもあります。

フォーク・ニューミュージックのコーナー
レストラン隣の日本のフォーク・ニューミュージック資料展示コーナー
ジュークボックス
資料展示コーナーの奥のジュークボックスでは、懐かしい曲が聴けます

取材への協力、有難うございました。
今回の調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。