【終了】2/21 ユニバーサルツーリズム普及・促進セミナー

このセミナーは終了しました。ご参加有難うございました。

岐阜県 ユニバーサルツーリズム普及・促進セミナー チラシ

岐阜県では、高齢や障がい等の有無にかかわらず、誰もが気兼ねなく参加できる旅行である 「ユニバーサルツーリズム」 を推進しています。 バリアフリー環境の整備による国内外における旅行市場の拡大を目指し、 ユニバーサルツーリズムに関する基礎的なセミナーを開催します。

    • 日時:2024年 2月 21日 水曜日  13:30~15:30 (13:00 受付開始)
    • 場所:高山市民文化会館 4-7大会議室(高山市昭和町1丁目188-1)
    • 対象:観光関連事業者等 (観光施設、宿泊施設、観光協会、市町村観光担当者)
    • 定員:定員 50名(先着順)
    • 申込締切:2024年 2月15日 木曜日
    • 参加費:無料
    • 主催:岐阜県
    • 共催:岐阜まんまる女将の会
    • 内容

      (1)誰もが楽しめる旅を目指して ~ユニバーサルツーリズムの推進~

    • ユニバーサルツーリズム推進の意義とマーケットについて
    • 「障害者差別解消法」における民間事業者の「合理的配慮の提供」の理解促進
    • 心のバリアフリー推進によるおもてなしの向上
    • きめ細やかな情報発信による観光需要の拡大

関講師講師 関 裕之氏 株式会社JTB 全社ユニバーサルツーリズム推進担当課長
<プロフィール>
1991年にJTBに入社。約20年間、現場でさまざまな障がいのあるお客様のご旅行の企画や販売、添乗に携わる。2012年からJTBグループのユニバーサルツーリズ
ム推進を担当。国や自治体、企業、学校等とも連携し、様々な事業や講演等を通じて、「ユニバーサルツーリズム」の普及促進に努めている。

(2)「いつまでも安心して楽しい旅を~身体や健康に課題がある方の旅の支援~

  • 介護が必要なお客さまへの対応方法
  • 観光事業者等が抱える、バリアフリー化に関する悩みの解消
  • 心のバリアフリー推進によるおもてなしの向上

講師  篠塚 恭一氏 NPO法人日本トラベルヘルパー(外出支援専門員) 協会会長 株式会社SPI あ・える倶楽部 代表取締役
<プロフィール>
大手旅行会社の添乗員を経て、1991年に(株) SPIあ・え倶楽部を設立。バリアフリー旅行・介護旅行を専門とし、高齢者や障がい向けの旅行サービスを提供。 トラベヘルパーの人材育成にも力をいれており、2006年にNPO法人日本トラベルヘルパー協会を設立し会長を務めている。

 

 

  • 申し込み
  • アクセス
    高山市民文化会館 4-7 大会議室 〒506-0053 高山市昭和町1 丁目188-1
    TEL:0577-33-8333  http://www.takayama-bunka.org/

    • 鉄道  JR高山駅 西口より徒歩3 分
    • 自動車 中部縦貫道 高山ICより10 分  無料駐車場あり

  • お問い合わせ

特定非営利活動法人 バーチャルメディア工房ぎふ
〒503-0006 大垣市加賀野4-1-7 ソフトピアジャパン702
TEL/FAX:0584-77-0533

高橋尚子さんの岐阜旅 Part2 恵那市

YouTube「しょうこちゃんねる」や、WEBSNS、著書などで心のバリアフリーを発信したり、企業との商品開発やCM出演と活躍中の高橋 尚子(たかはし しょうこ)さんが、10月に熊本から岐阜を訪れ2日間で岐阜県を旅行されました。

1日目の多治見市に引き続き、2日目の恵那市編が公開されています。

1日目の多治見市モザイクタイルミュージアムから、中央自動車道で恵那市の恵那峡温泉ホテル ゆずり葉に移動、夕食は飛騨牛など岐阜の食材を満喫しました。

2日目は、車いすのまま乗船できる、恵那峡遊覧船で恵那峡をクルーズ。
木曽川をせき止めて作られた人造湖の奇岩や木々、野鳥など自然の景色を堪能。

その後、同じ恵那市内にある、日本三大山城の一つで、日本百名城にも選ばれている岩村城の城下町、重要伝統的建造物保存地区に指定されている岩村本通りを散策。

 

 

 

 

 

 

創業230年のトロッコのある酒蔵「岩村醸造」で酒蔵見学のあと、岩村城の城主にちなんで名付けられた日本酒「女城主」を試飲。

 

 

NHK連続テレビ小説「半分、青い。」ロケ地にもなり、ドラマの中でも出来てきた、東濃の郷土料理「五平餅」も楽しみました。

 

 

恵那の秋の味覚「栗きんとん」は、恵那駅にある恵那市観光物産館「えなてらす」 で、8店舗の栗きんとんの詰め合わせ「栗くらべ」もお土産に購入しました。

 

 

車いすYouTuber 高橋尚子さんの岐阜旅 Part1公開中

上絵付け体験

YouTube「しょうこちゃんねる」や、WEBSNS、著書などで心のバリアフリーを発信したり、企業との商品開発やCM出演と活躍中の高橋 尚子(たかはし しょうこ)さんが、10月に熊本から岐阜を訪れ2日間で岐阜県を旅行されました。

 

 

 

本町オリベストリート

Part1の動画では、多治見市を訪れ、「本町オリベストリート」で器を見ながら街歩き、陶都創造館で「上絵付け体験」、笠原町にあるユニークな外観の「多治見市モザイクタイルミュージアム」を満喫、恵那市にある車いすに優しい宿泊施設も紹介など、楽しい旅の様子が見られます。

 

ふらっと旅ぎふに掲載している施設も登場しています。

多治見市モザイクタイルミュージアム

 

 


【バリアフリーツアー】「岐阜の伝統と歴史の町」レポート

障がいのある方、高齢の方などの旅行手配やツアーを手がける、1977年創業の旅行会社チックトラベルセンターの「ハートTOハート」が企画する岐阜県の観光地を周るツアーが催行されました。

9月30日(水)~10月1日(木) 名古屋駅発着

 

車椅子で馬籠宿観光(動画)

急峻な馬籠宿をJINRIKI(けん引式車椅子補助装置)を使って、安全・快適に観光

ツアーの様子(写真)

 

日本大正村 絵画館から大正ロマン館へ
日本大正村 大正路地
美濃市 うだつの上がる町並みを散策

 

新聞でも紹介されました

中日新聞 東濃版 2020年10月2日
岐阜新聞 2020年10月4日
チックトラベル ツアーパンフレット

岐阜関ケ原古戦場記念館レポート

令和2年10月21日にオープンの「岐阜関ケ原古戦場記念館」の16日の内覧会に行ってきました。

岐阜関ケ原古戦場記念館の写真
岐阜関ケ原古戦場記念館の正面全景

岐阜市・大垣市方面から国道21号線・関ケ原バイパスを西進、陣場野の交差点を左折すると、左側に関ケ原町役場、右側に岐阜関ケ原古戦場記念館が見えてきます。

古戦場の中心に建つ記念館

記念館が建つ場所は、小高い丘の上で「徳川家康最後の陣地」のすぐ隣となっています。
建物は、関ヶ原の戦いでの戦国武将の砦を形取り、展望室下には西軍の石田三成、東軍の徳川家康の家紋が映えています。

一般駐車場から北側の記念館への通路は、少し傾斜がありますが段差もなく点字ブロックも整備されています。

一般駐車場から記念館正面出入口への写真
一般駐車場から記念館正面出入口へ

建物のまわりから

正面出入口は、幅の広い二重の自動扉となっています。
右側壁には、インターホンがありサポートが必要な場合は呼び出すことができます。

 

正面出入口とインターホンの写真
正面出入口とインターホン

正面から建物に沿って北側に回ると、駐輪場と車イスマークの駐車場があります。

屋根付きの駐輪場の写真
建物横に屋根付きの駐輪場

車いすマークの駐車場は南側の一般駐車場に3台、北側に2台分あります。

車いすマークの駐車場の写真
車いすマークの駐車場

建物の外周には、関ケ原の戦いの戦国武将の家紋旗が並び、古戦場を背景に風になびく沢山の旗は戦国時代を彷彿とさせ壮観です。

戦国武将の家紋旗の写真
戦国武将の家紋旗

記念館に併設して、カフェ・ショップがあります。
ショップでは、ここでしか買えないオリジナルのグッズなどが数多く揃っているとのことです。

カフェ・ショップの写真
カフェ・ショップ

記念館の中

建物正面入ってすぐに総合受付があり、チケット販売および案内を行っています。
貸し出し用車いすも準備されていました。

記念館の総合受付の写真
入口すぐにある受付

現在、新型コロナウイルス感染症対策のため、館内への入場人数が制限されており、事前予約制で30分ごとに入場できるようになっています。

新コロナ感染症対策
入場制限を行っています

チケット販売機は、日本語以外に、英語・中国語・韓国語などに対応しています。

外国語対応チケット販売機の写真
チケット販売機(外国語にも対応)

1階は、グラウンドビジョン、シアターの他、広域観光情報コーナーがあります。
エントランスホールには、岐阜県高山市出身の左官職人 挾土 秀平(はさど しゅうへい)さんが、関ケ原古戦場の東西両軍の陣地跡の2色の土を使って描いた壁画が飾られています。

いよいよ館内へ

入場手続きを済ませ、1階の受付横の通路を通ってグラウンドビジョンへ向かいます。
途中の通路の壁には、戦国時代について説明した映像が映されていて、徐々に気分が盛り上がってきます。

壁一面のプロジェクトマッピング
壁の映像を見ながら進みます

床に映し出すグラウンドビジョン

グラウンドビジョンでは、足元が巨大なスクリーンとなっており、関ケ原の戦いについて、講談師の神田伯山さんの語りとともに地面に映像が映し出されます。
透明のガラスで囲まれた地面の映像は、車いすでもすぐそばで見ることが出来ます。

グランドビジョンの写真
足元に巨大なスクリーン

ダイナミックなシアター

グラウンドビジョンの映像が終わると、奥にある扉が開きシアターへ移動します。

シアターの写真
臨場感いっぱいのシアター

4.5m×13mの楕円型に湾曲した奥行きのあるスクリーンは、客席横まで映像が投影されています。
関ケ原の戦いを描いたCGの映像が解説付きで上映され、大音響と振動、風も吹き迫力満点で、合戦の状況を映すアニメに惹き込まれていきます。
車いすは、一番前のエリアで観覧することが出来ます。

2階へ

シアターの映像が終わると、左手の扉が開きエスカレーターで2階の展示室・戦国体験コーナーへ上がる順路となっています。
エスカレーターへ行く通路の途中が小さな部屋となっていて、壁に関ケ原の戦いに参加した戦国大名についての解説が映し出されています。(英語での解説もあります)

戦国大名についてのプロジェクトマッピング
戦国大名についての解説が

車いすは2階へ行くにはエスカレーターではなくエレベーターを使って上がります。
エレベーターはエスカレーターとは反対側にある扉から行けます。

2階へのエレベーターの写真
車いすはエレベーターで2階へ

触って楽しめる戦国体験コーナー

2階には、甲冑や古文書などの貴重な関連資料を集めた展示室と、鉄砲、やり、刀などの模型に触れられる戦国体験コーナーがあります。

大砲のレプリカの写真
大砲のレプリカの展示
刀剣のレプリカの写真
刀剣のレプリカの展示

戦国体験コーナーには、戦に使われた銃や刀、陣太鼓などのレプリカが展示され、実際に持ってみて重さや質感などを体験できます。

また、記念撮影のコーナーでは、陣羽織を着て刀を持って、合戦の自分の好きな場面の背景を選択して記念写真が出来ます。撮った写真は自分のスマートフォンに転送も出来ます。

記念撮影コーナー
記念撮影コーナー

 

展望室

次は、5階にある展望室へエレベーターを使って上がります。

展望台へのエレベーターの写真
5階にある展望室へ

エレベーターを出ると、目の前に360度の展望が迫ります。

窓の外には、石田三成の笹尾山や小早川秀秋の松尾山など、東軍、西軍の各武将の陣地が見渡せます。

展望台の写真
360度全面ガラス張りの展望台

広域観光情報コーナー

エレベーターで再び1階へ戻り、エントランスホールを通り広域観光情報コーナーへ、ここでは古戦場や史跡めぐりに役立つパンフレットなどを揃えています。またレンタサイクルの申し込みやガイドの申し込みが出来ます。

広域観光情報コーナーの写真
広域観光情報コーナー

記念写真撮影コーナーが設けられ、岐阜県にゆかりの深い明智光秀や織田信長が登場する現在放送中のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の等身大パネルが設置されていました。

記念写真撮影コーナー
記念写真撮影コーナー

広域観光情報コーナーを抜けると西回廊があり、壁には戦国武将のイラストが展示されています。

戦国武将の巨大イラスト画の写真
回廊に並ぶ戦国武将のイラスト

関ケ原古戦場観光の拠点施設

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、当初7月に予定されていた記念館のオープンも10月に延期されました。
現在は感染防止のため事前予約制になっています。(予約は、岐阜関ケ原古戦場記念館公式サイトから)

館内は通路も広く傾斜や段差もほとんどないので車いすでも問題なく観覧できるようになっています。車いすマークのトイレが2箇所、1階と2階にあります。
トイレ内は十分な広さがあり、オストメイトやベッドの設備もあります。

車いすマークの多目的トイレの写真
車いすマークのトイレ内

グラウンドビジョンやシアターでは映像や音など迫力ある演出、体験コーナーは合戦を体感、展望室からは東軍と西軍の陣を一望でき、大人から子どもまで広く楽しみながら学べる施設となっています。

この記念館を拠点に、戦国武将の陣地を訪れるのも楽しそうです。


基本情報

  • 施設名:岐阜関ケ原古戦場記念館
  • 住所:岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原894-55
  • 電話番号:0584-47-6070
  • 開館時間:9:30~17:00(入館16:30まで)
  • 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、12/29~1/3
  • WEB:https://sekigahara.pref.gifu.lg.jp/