ふらっと旅ぎふ

岐阜の伝統を受け継ぐ「焼き物」と「刃物」を体験

◯コース概要

1300年以上の歴史がある「美濃焼」を受け継ぐ陶磁器生産量No.1の東美濃と、鎌倉時代より続き「関の孫六」の刀匠の伝統が受け継がれ世界有数の刃物の産地である関市の伝統産業を体験する

◯行程

関市 ⇒ 多治見市 ⇒ 土岐市 ⇒ 瑞浪市

◯モデルプラン

スタート  [東海北陸自動車道 関IC]
5km 10分
9:00 関市   滞在2時間30分

関鍛冶伝承館

関鍛冶伝承館の外観写真

関鍛冶の歴史や刀装具など、貴重な資料を公開。古来より関に伝わる匠の技を、映像・資料・展示により紹介しています。日本刀からハサミや包丁など近現代の刃物、ナイフコレクションを展示
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フェザーミュージアム

フェザーミュージアムの外観写真

カミソリと精密刃物を展示する世界初の刃物の総合博物館。石器時代から未来まで、たくさんの「切る」の物語を楽しみながら学べる体験型ミュージアムです。
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岐阜県刃物会館

岐阜県刃物会館の入口写真

関市で生産された刃物製品を展示、1Fの直売所では約2,500点の刃物を販売しています。実際に刃物に触れて、研ぎ体験、刃付け体験を行っていただけます。
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11:30   5km 10分
11:40 [東海北陸自動車道 関IC]
45km 40分
12:30 [東海環状自動車道土岐南多治見IC]
13:30 多治見市

陶都創造館

陶都創造館の外観写真

土岐川沿いの本町オリベストリートの中にある複合施設で、美濃焼のショップ、カフェ、体験工房、ギャラリーがあり、多治見市の紹介や名産、お土産の販売も行っており、オリベストリートを散策する拠点です。3階の博物館「多治見商人物語」では、残在する文献や資料を展示し、活発に陶磁器を全国に広めた商いの文化を紹介している。
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多治見市美濃焼ミュージアム

多治見市美濃焼ミュージアムの外観写真

飛鳥時代の須恵器から美濃の現代陶芸作家まで「美濃焼1300年の流れ」や美濃を代表する陶芸作家の作品を展示。人間国宝などの作家の茶碗で抹茶を味わる、ミュージアムショップにて、美濃焼のお土産や図録や美濃焼関連書籍も販売します。
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市之倉さかづき美術館

市之倉さかづき美術館の外観写真

盃の産地である多治見市市之倉町の美術館。幕末~昭和の薄く繊細な盃が約1500点並ぶ他、2階巨匠館では荒川豊蔵・加藤唐九郎・加藤卓男など地元ゆかりの人間国宝・巨匠の陶芸作品を展示。併設のショップでは、陶器・木工・金工など100人の地元の作家の作品が展示され、敷地内にある石窯ピザレストランでは、薪で焼き上げるパリパリのピザを堪能できます。
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モザイクタイルミュージアム

モザイクタイルミュージアムの外観写真

モザイクタイル生産日本一の多治見市笠原町の魅力を発信するため2016年にオープンしました。15年以上かけて収集された1万点以上の資料をテーマごとに展示し、モザイクタイルを使った体験工房やタイルグッズのショップもあります。
建物のユニークな外観は建築家・藤森照信氏によるもので、タイルの原料である「土」を取る「土取り場」をイメージしています。
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 土岐市

土岐市美濃焼伝統産業会館

土岐市美濃焼伝統産業会館の外観写真

美濃焼発祥の地として、こうした伝統的文化遺産の継承・保護・育成を図り美濃焼陶磁器産業全般の更なる発展に寄与することを目的としてつくられた施設です。伝統的技法技術資料室、伝統工芸品資料室があり、芸術性の高いものから日常使用される伝統工芸品まで幅広くそろえており、買い上げできる物もあります。
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織部の里公園

織部の里公園の園内写真

史跡は大窯3 基(元屋敷東1~3 号窯)、連房式登窯1 基(元屋敷窯)からなる古窯跡群で、元屋敷陶器窯跡がある公園。松坂屋の創業家である伊藤家の別荘にあった茶室「暮雪庵」や作陶体験の工房などがあります。
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美濃陶磁歴史館

美濃陶磁歴史館の外観写真

重要文化財に指定されている元屋敷陶器窯跡出土品を中心に、黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部といった美濃桃山陶を展示しています。
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 瑞浪市

瑞浪市化石博物館

瑞浪市化石博物館の展示室写真

1974年に開館した全国でも珍しい化石専門の博物館で、中央自動車道工事の際に採集された化石や市内各所から採集された化石をはじめ、25万点以上もの化石を収蔵保管し、常設展示室では約3000点の化石を展示しています。
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瑞浪市陶磁資料館

瑞浪市陶磁資料館の展示室写真

古代から現代までの美濃焼、明治時代以降に使われた陶磁器の生産用具や機械などを展示して、美濃焼1300年の歴史をご紹介。瑞浪市出身の人間国宝加藤孝造氏の作品を常時展示しています。作陶・絵付けなどの体験教室を開催しています。
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瑞浪市地球回廊

瑞浪市地球回廊の入口写真

「地球を考える」をテーマに地球が誕生した46億年前から現在までをパネルや模型、200インチのハイビジョンなどを駆逐して分かりやすく展示、全長240mのミュージアム。
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◯バリアフリーおすすめポイント

  • 関鍛冶伝承館は、駐車場からゆるやかなスロープや点字ブロックで施設館内までアクセスしやすく、見るだけでなく実物の模造刀に触って刀の重さを体験できます。
  • フェザーミュージアムは、リニューアルされ駐車場から館内まで段差などもなくバリアフリーに配慮された施設です。
  • 陶都創造館は、駐車場から施設内まで段差もなく、エレベーターもあり3階体験工房では焼き物の上絵付け体験ができます。
  • 多治見市美濃焼ミュージアムは、スロープや多目的トイレもあります。
  • 市之倉さかづき美術館は、駐車場から館内まで段差もなく、エレベーターや多目的トイレもあります。
  • モザイクタイルミュージアムは、建物裏手に車いすマーク駐車場があり、そこから円滑に出入りできます。
  • 織部の里公園は、国指定史跡の美濃窯最古の連房式登窯「元屋敷陶器窯跡」があり建物内に保存されていて、車いすでも上から見ることができます。
  • 美濃陶磁歴史館は、展示室内は広く段差もなく、車いすでも見やすい高さに展示されています。
  • 瑞浪市陶磁資料館は、駐車場から館内まで段差もなく、展示室の通路も広くロビーにはベンチもありゆったり見ることができます。

◯お役立ち情報

  • 関市は700有余年の伝統を持つ「刃物のまち」として有名で、10月には「刃物まつり」が開催され、本町通りでは刃物の名店が出店する「刃物大廉売市」が行われ、古式日本刀鍛錬や刀剣研磨等外装技術の実演、居合道の据え物斬りや抜刀術の実演、刀剣展なども行われます。
  • 関鍛冶伝承館のすぐ西に「濃州関所茶屋」があり、関市を紹介する情報サロン、郷土の特産・名産品の物産ショップ、新鮮な野菜や農産物の朝市販売所、レストラン、イベント工房などがあります。
  • フェザーミュージアムには、フェザー社のカミソリやここでしか手に入らないオリジナルグッズを販売されています。
  • 岐阜県刃物会館は、包丁、ナイフ、爪切り、ハサミ、彫刻刀等、いろいろな刃物が売られています。
  • 多治見の本町オリベストリートは、明治から昭和にかけて陶磁器の問屋が軒を連ねた町で、現在でも「陶都創造館」を中心に、本通りや路地裏を歩いて、伝統から普段使いまで、様々な美濃焼ショッピングを楽しめます。4月には「たじみ陶器まつり」が開催され、大廉価市は多くの人で賑わいます。
  • 陶都創造館は、1階は東濃地域のお土産店、陶器の店、喫茶店があり、3階にはギャラリーや博物館と楽しめ、1階の多治見市PRセンターでは本町オリベストリートの散策・食べるスポットなどの情報を収集できます。
  • 多治見市美濃焼ミュージアムは、展示品を見るだけでなく瀬戸黒、黄瀬戸、志野、織部、桃山陶などの陶片を実際に手にとって触れることができます。
  • 多治見の市之倉オリベストリート界隈は、1000年以上前から焼き物の歴史があり明治時代からは盃の生産が盛んで、人間国宝や県重要無形文化財などの由緒ある窯元が集まっており、市之倉さかづき美術館で窯元マップを入手して窯元めぐりも出来ます。4月の「陶祖祭」、10月の「陶の里フェスティバル」は多くの人でに賑わいます。
  • 市之倉さかづき美術館は、併設されているミュージアムショップでは陶磁器をはじめ、木工・金工・硝子など展示販売しています。また、施設内に石窯で香ばしく焼き上げられたピッツァをいただくことができるピッツァレストランがあります。
  • 市之倉には、名窯「幸兵衛窯」があり、ろくろ・手びねり・下絵付け・モザイクタイル作陶体験ができます。(要予約)
  • モザイクタイルミュージアムは、エレベーターもありますが階段は登り窯をイメージして作られており、見るだけでも迫力があります。
  • 織部の里公園には、ロクロ・作陶体験工房があり、手の不自由な方にも作れる方法を考えていただけます。
  • 瑞浪市陶磁資料館は、他の施設と違い有名作家の作品展示だけでなく、量産陶磁器の作成方法や道具など、国登録有形民俗文化財も展示説明されています。
  • 瑞浪市陶磁資料館のある瑞浪市民公園の周りには、瑞浪市化石博物館や瑞浪市地球回廊、瑞浪市市之瀬廣太記念美術館、岐阜県先端科学技術体験センター サイエンスワールドなどの沢山の施設があります。

◯お出かけ前のチェックポイント

注意が必要な事
土岐市美濃焼伝統産業会館では、車いすマーク駐車場からスロープの間に段差と側溝があり道路沿いの歩道から迂回、スロープが長めで玄関の扉は開き戸で重いので車いすは注意が必要です。
織部の里公園では、車いすマーク駐車場から長い坂道を登っていく、管理事務所入口へは石畳の坂道なので車いすや高齢の方など歩行が困難な方は躓かないように注意が必要です。
美濃陶磁歴史館は、入口のドアは開き戸でかなり重いため、車いす利用者が自力で開けるのは困難です。
車いすトイレ情報
関鍛冶伝承館
フェザーミュージアム
陶都創造館(車いす対応トイレは男子トイレと兼用)
多治見市美濃焼ミュージアム
市之倉さかづき美術館
モザイクタイルミュージアム
織部の里公園
瑞浪市民公園
交通情報
関市
車いすマーク駐車場
関鍛冶伝承館
フェザーミュージアム
多治見市
バス
ききょうバス(おりべルート)多治見駅前より約20分「美濃焼ミュージアム前」下車(土・日・祝日のみ運行)
東鉄バス笠原線に乗車、「モザイクタイルミュージアム」下車
車いすマーク駐車場
陶都創造館
多治見市美濃焼ミュージアム
市之倉さかづき美術館
モザイクタイルミュージアム
土岐市
車いすマーク駐車場
土岐市美濃焼伝統産業会館
織部の里公園
瑞浪市
車いすマーク駐車場
瑞浪市民公園