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おすすめポイント見どころ
美濃窯最古の連房式登窯「元屋敷陶器窯跡」(国指定史跡)
美濃地域最古の連房式登窯で全長約24mもあり、焼成室が14あったそうです。
現在は建物内に保存されていて、車いすでも上から見ることができます。
元屋敷東窯
東側には3つの元屋敷窯があり、当時の窯へと復元され内部の様子もわかりやすいようになっています。
窯の横にはデッキがあり、車いすでも近くまで行って窯の内部を覗くことができます。
作陶体験
粘土をこねて、ロクロを使用した作陶を体験する事ができます。
手の不自由な方にも作れる方法を考えていただけます。
展示物
窯跡から出土した陶器などが展示されています。
公園を散策
公園内には休憩所やトイレもあるので、春や秋は自然を楽しみながら散歩したり、窯を下から見てみてみたりして楽しむのも良いです。
初夏には菖蒲園が見られます。
高台からの眺め
元屋敷窯の上の高台から、登窯の向こうに見える里山、山間の景色は素晴らしいです。
散策路と休憩場所
舗装された通路が整備され、屋外・屋内とも腰をおろして休める場所が沢山あります。
Where you need attention
注意が必要な場所など
車いすマーク駐車場から窯跡入り口まで110mくらいの坂道を登っていくので、車いすの場合はサポートがあると安全です。
管理事務所入口へは石畳の坂道で、車いすは注意。
公園内の多目的トイレは入口前の傾斜が9度程あり、車いすは注意。
元屋敷窯を下からも見上げたい場合は、階段は下まで73段×18cmあるため注意。
「洗心苑」(茶室)へ続く路地は狭く長く注意。
Investigator's comment
調査員のコメント
山の上から吹く爽やかな風は、桃山時代を思い起こさせる雰囲気で四季桜の花が咲いていました。
国指定史跡「元屋敷陶器窯跡」は1号窯、2号窯、3号窯、元屋敷窯の4つを総称しています。窯跡や眼下を眺める景色はまるで別世界です。
元屋敷窯の構造は14室が階段状に連る連房式登り窯で多種多様の焼物が焼かれました。14室すべて階段を下りて見ることができます。
建物右奥に茶室(暮雪庵)と路地からなっている「洗心苑」があり茶室は年に数回開かれるそうです。
「元屋敷窯」の周辺を歩いて回ることができ美濃桃山陶への理解を深めることができます。
車いすマーク駐車場は、窯跡と公園の間にありどちらへも少し距離があります。
窯の跡は、車いすだと上から覗く形でを見られ、東2号窯横のデッキからは公園が見渡せます。