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おすすめポイント見どころ
江戸時代後期の建築は市内で最も古い町家です
薬種商を営んでいた高山で最も古い町家。
主屋、米蔵、漬物蔵は国指定重要文化財に指定されており、市内の建物の殆どが消失した明治8年の大火を逃れた貴重な町家です。
屋敷構えも当時のまま残り、主屋と蔵が中庭を囲み出格子の外観は飛騨の町家の特徴です。
古い町並みからは、徒歩で10分ほどのところにあります。
主屋の吹き抜け
太い梁や光を取り込む建築様式は雪国である飛騨の家屋の特徴です
中庭
主屋と蔵で囲まれた中庭があり、秋には紅葉した美しい景観が目を引きます
炊事場
土間で主屋と繋がっている炊事場は、水道が引かれた頃まで実際に人が住み使われていた様子が分かります。
米蔵
中庭の奥には米蔵や漬物蔵もあり、使われていた道具や、春慶塗の作品の展示もあります。
中庭の植栽
主屋、米蔵、漬物蔵に囲まれて、明るい日本庭園。
2階には庭に面した茶室もあります。
Where you need attention
注意が必要な場所など
古い建物なので入口にも内部にも段差があり、車イスで見られる範囲は限られます
表の入口から入る時に敷居があり入館しても更に高い敷居を越えなければ内部の観覧が難しいため、車イスの場合は、表の通りを左(北)へ進み、最初の角を左折、さらに左折して少し進むと裏口があります。裏口にも敷居がありますが介助があれば車イスも入館可能で、土間を通って蔵や庭まで行けます。
2階も観覧可能ですが、狭く急な階段があるため歩行に注意、車イスは困難です。
Investigator's comment
調査員のコメント
高山の古い町並みからは少し離れていますが、市営天満駐車場から近いです。
土間作りで、かまどや五右衛門風呂と薪を燃料として生活していた昔の生活風景が目に浮かびます。
車イスは見られる場所が限定されますが、1階だけでも江戸時代の雪国の建物内部や家具、家財が見られ当時の生活の様子がわかります。