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おすすめポイント見どころ
飛騨古川まつりの実物屋台の展示
館内には、飛騨の匠の技と粋を結集した絢爛豪華な古川まつりの9台の屋台のうち3台を定期的に入れ替えて展示しています。
これらの屋台は4月19日、20日の古川まつりの際の曳揃えでお目見えします。
古川祭の起し太鼓は、全国に33件ある「ユネスコ無形文化遺産の山・鉾・屋台行事」の一つとして登録されています。
写真の屋台「金亀台」は、安永五年(1776年)に建造の記録が残り、古川の中で最も古い屋台のようです。
大改修された貴重な屋台「白虎台」
上段正面には源義経の武者人形を飾り、中段の舞台では子供歌舞伎「橋弁慶」が華やかに可愛らしく奉納されます。
この屋台は彫刻や金具による装飾が少ないことや、下段が立ち姿で出入りできるほど高いなど唯一古い形態を残しています。
越し太鼓のレプリカ
越し太鼓のレプリカは、「愛・地球博」のワンダーサーカス電力館で展示されていたもので、万博閉幕後、会館に寄贈されました。
「平成のからくり人形」のデモンストレーション
華麗な屋台を一段と盛り上げる「平成のからくり人形」を、コンピューター制御により巧妙に実演しています。まるで命を吹き込まれたような細かな人形の動きが見られます。
からくり人形の操作を体験する
人形の各部位に繋がっている紐を引っ張ることで、人形を操ることが出来ますが、スムーズな動きを再現するのは、なかなか難しいです。
ハイビジョン3Dシアター
4Kシアターホールでは、3Dメガネを掛け、「古川まつり」の高精細な映像を大型スクリーンで楽しめます。
ホールへ下りるには階段しかないため、車いすでの利用は困難です。
シアターホールとは別に、展示室内にあるモニタで古川で行われるの映像が見られるようになっています。
祭りを背景に記念撮影
古川祭の屋台が映し出された幻想的な映像を背景に、記念写真が撮れる場所が展示室内にあります。
ミュージアムショップ
飛騨市の伝統工芸品を展示販売しています。
飛騨古川まつり会館の周辺
まつり会館の前は「まつり広場」で古川祭の中心地となっています。
周辺一体は、福全寺跡の大イチョウや飛騨の匠文化館があり、瀬戸川沿いの円光寺へ続く、良い雰囲気の場所です。
おこし太鼓が納められている蔵
まつり広場にあるおこし太鼓が納められている蔵。
試し打ちもできます。(有料)
Where you need attention
注意が必要な場所など
飛騨市役所の無料駐車場が近くにあります。
車いすや歩行困難でさらに近くに駐車したい場合は、事前に予約連絡をすれば敷地内に駐車出来るとの事です。
会館は1階から入り、エレベーターまたは階段で地下へ下りて見学する形式になっています。
入口までの屋外のアプローチは石畳で、継ぎ目があるので躓かないよう注意してください。
会館入口のスロープは、折返しがあり長いので、車いすの場合介助があったほうが安全です。
館内のハイビジョンホールへは階段しかなく、車いすは入室が困難です。
Investigator's comment
調査員のコメント
・駐車場は、飛騨市役所駐車場を利用します。会館入り口前には駐車場はありませんが、身障者用に駐車は可能だそうなので会館に問い合わせてから利用しましょう。図書館前のユニバーサル駐車スペースは、図書館利用者用になっています。市役所側にも身障用スペースが設けてあります。
・飛騨の匠による屋台は、豪華絢爛、迫力満点です。実際に操れるからくり人形もあります。
・古川の町歩きに便利な場所にあり、車いすマークのトイレも有り安心です。
・売店も有りお土産を買えます。
・まつり広場などと調和した外観も美しく、記念写真のスポットもあります。
・高山祭りの屋台会館と合わせて見ると、それぞれの特徴が良く分かります。