大垣城

Recommended points Highlights
おすすめポイント見どころ

大垣城を背に立つ戸田氏鉄公の像

大垣公園の城西広場にある、大垣藩初代藩主「戸田氏鉄」の像の前から見上げる天守閣は、白亜に輝き荘厳な雰囲気です。
また桜の時期には、大垣公園の200本の桜が城の景観とマッチし花見のスポットにもなっています。

大垣城東門（正門）

東門。天守が復興された際に、七口之門の 1つである柳口門がここに移築されました。門の手前にはスロープが造ってあり、門の入口も段差がなく車いすでも通り抜けできます。

大垣城天守閣への石階段

東門を通り抜けると、目の前に天守閣への石階段が続きます。
この石階段は幅も広く中央に手すりもあり緩やかです。
車いすでの通行は困難ですが、少し歩くことが出来れば付添いに助けてもらいながら天守閣まで行けそうです。

大垣城内展示室

関ケ原の戦いで、西軍・石田三成の本拠地となった大垣城。関ケ原合戦本戦の舞台となるはずだったこの大垣城には、当時の戦国武将たちの貴重な資料や、江戸以降、実際に戸田氏が使用した甲冑が残されています。

「杭瀬川の戦い」のジオラマ

関ケ原の戦いの前日、9月14日に起こった杭瀬川の戦いを再現したジオラマです。関ケ原の戦いの前哨戦にあたるこの戦いでは、西軍が大勝しました。腰を落とし、ジオラマの人物と視点を合わせて見るのがおすすめです。

「大垣城改修工事」についての大型パネル

この大型パネルでは「大垣城改修工事」の様子をわかり易く説明しています。

火縄銃・槍・弓の体験コーナー

戦国時代、実際に使用されていた兵器である火縄銃や槍・弓を、実際に手に取って体験できます。

Where you need attention
注意が必要な場所など

大垣城の東門を通り抜けた左側に車いすマークの公衆トイレがありますが、スロープは傾斜が急なため介助者がいたほうが安全です。
公園内の西側にも車いすマークのトイレがあるので、スロープを上るのが難しい場合はそちらを使ったほうが安全です。
大垣城天守閣の中や本丸には、トイレはありません。

大垣城には専用駐車場は無いので、近くの有料駐車場などを利用します。

Investigator's comment
調査員のコメント

大垣城は、大垣駅から歩いて15分くらいで行ける城で、関ヶ原合戦では西軍の拠城となりました。
大垣城東門側にはスロープも有り、車いすでも入ることが出来ますが、その先は緩やかな階段があり、車いすでは再建された大垣城天守閣や本丸まで行くことは困難です。
また、大垣公園内の大垣藩初代藩主戸田氏鉄公の像がある西側からも城内に入ることも出来ます。戸田氏鉄公の像をバックに大垣城を見上げると感慨深くなります。

大垣公園内にあるお城で隣には芝生公園等も整備され、桜の時期には、桜の花に映える綺麗な大垣城が見られます

大垣城天守閣の中は、関ヶ原の戦いに関する武具や甲冑、そして書状等の史料が展示されています。

大垣城内は、階段が多く車いすで見学するのは難しいですが、それでも大垣公園内から遠目に眺める大垣城天守閣も良かったです。

スポット概要を開く

西濃・大垣市

関ヶ原合戦では西軍の石田三成の本拠となった城。

大垣城

1535年、宮川吉左衛門尉安定の創築と伝えられる。天守の造営は1596年、伊藤祐盛によって行われ、1620年に改築された。1600年の関ヶ原合戦では西軍の主将石田三成の本拠となり、戦後、徳川譜代大名が次々に配置されたが、1635年戸田氏鉄が摂津尼崎から入封して以後は、１１代にわたり戸田氏の政治が続いた。４層４階総塗りごめのたいへん優美な天守は1936年に国宝に指定されたが、1945年7月、戦災のため惜しくも焼失。1959年、市民の浄財により昔の姿で再建され、内部は歴史資料館として活用されている。

基本情報・バリアフリー情報