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おすすめポイント見どころ
中国様式を漂わせる大仏殿
大仏殿は、朱色の柱と白壁が際立つ三重屋根の荘厳な雰囲気の建物です。
正法寺は禅宗の宗派の一つ「黄檗宗」で、京都の宇治万福寺の末寺にあたり一般的な日本のお寺とは異なる中国文化の影響が見られます。
第11代の惟中和尚は、1787年(天明7年)に度重なる大地震や飢饉の災霊の祈願をたて、大釈迦如来像の建立を発願しましたが頭部のみの出来上がったところで志半ばで亡くなり、その遺志を引き継いだ、第12代肯宗和尚のもと、二代にわたる38年の歳月を費やして、1829年(文政12年)ようやく大釈迦如来像を完成させました。
大仏殿の入口
写真のように大仏殿入口には、3段の奥行きのある段差があります。
車いすで入館する場合は、介助してもらうか持参のスロープなどを使用し館内に入れば段差はないので大仏のそばまで行くことが出来ます。
微笑みかける岐阜大仏
大仏殿の中に入り見上げると、優しく微笑みかける岐阜大仏が鎮座しています。
日本三大仏の一つに数えられるこの大仏は、骨格は木材で組み外部は竹材と粘土で造られ、その上を一切経(いっさいきょう)で糊(のり)張りし漆(うるし)を塗り金箔を置いたものです。
静寂な大仏殿の中はまさに癒しの空間です。
Where you need attention
注意が必要な場所など
大仏殿までは3段の段差があります。
車いすは、住職にお願いして右側にある出入口を使わせてもらい介助や持参のスロープを使って入館できます。
軽量な車いすならサポートしていただき大仏殿の入館できそうです。(重量のある車いすはスロープを持参すると良いでしょう)
正法寺 大仏殿の駐車場は、大仏殿の南側と正面に駐車スペースが設けられています。
大仏殿のすぐ東の通りは、一方通行ですので注意が必要です。
Investigator's comment
調査員のコメント
大仏殿の入口に三段ほどの段差があり、車いすで入場出来るか分からず、簡易スロープを持参して訪問しましたが、住職の手を借りて、簡易スロープを使って入館出来ました。
大仏殿の中は静寂な雰囲気の中、見上げると優しく微笑んだ大きな大仏さまが鎮座していました。(手動車いす・簡易電動車いす)
朱色の柱に白壁、三重屋根の大仏殿は、堂々とした中国様式の建物です。
車いすの場合、事前に拝観したい事を電話連絡し、簡易スロープなどを準備するとスムーズに入場できると思います。