Recommended points Highlights
おすすめポイント見どころ
様々な方にやさしい野外集落博物館
飛騨の里は、外国語(英語・中国語)の表示、車いす・セニアカー・ベビーカー、そしてビニール傘・長靴の貸し出しなど、訪れてくれる人を優しく迎えています。
紅葉の中の五阿弥池と合掌造り
飛騨の里に入ると、中心に大きな池がありその周りに合掌造りの家屋があります。
四季折々の風景が、池と合掌造りに映えとても美しい景観です。
紅葉の時季などは夜のライトアップも行われます。
五阿弥池の周辺の最短コース(15分ぐらい)
五阿弥池の周りの道は、舗装され車いすでも通りやすいようになっています。
また、池にウットデッキが設置され、車いすでも水面に近づけて鯉や鴨にエサをやることも出来ます。
外国語表示の説明看板
池の周りや古民家の入り口などに、外国からのお客さんのため、英語・中国語の説明看板もあります。
池の周りの紅葉した木々
紅葉シーズンは、池の周りに黄色や赤色に色づくモミジを見ることが出来ます。
古民家と田園風景に映える紅葉を眺めると、遠く懐かしい時代にタイムスリップした気分になります。
道の傍らに佇む六地蔵
道の傍らには、どこかで見かけたような懐かしい「六地蔵」があります。
この六地蔵は高山市宗猷寺町に祀られていたもので、人の苦しみや悩みを救う仏として信仰されています。
旧田中家(国指定重要文化財)
飛騨の古民家といえば「世界遺産白川郷の合掌造り」が有名ですが、飛騨の里には、旧田中家のように「榑(くれ)」と呼ばれる板を葺き、石を置いた切妻造りの古民家も移築されています。
仮設スロープを持参して、古民家に入りました
古い古民家には、1段の縁石、そして玄関と土間との間に敷居があります。
仮設スロープを使い、屋内の土間の部分に入って古民家の中を見学しました。
旧田口家住宅の開放感のある室内
土間から続く広い板の間には囲炉裏がありました。多くの人が囲炉裏を囲む当時の様子が目に浮かびます。
また、襖で仕切られた広大な板の間の奥には、畳が敷かれた客間や納戸、その間には部屋にもなる六畳の畳廊下、そして一段高い仏間があります。
合掌造り旧若山家(国指定重要文化財)
合掌造りの旧若山家のまわりには、石垣、川、段々畑、裏の池など当時の風景も忠実に復元・移築されています。
Where you need attention
注意が必要な場所など
飛騨の里へ入る道路の傾斜がきついので車いすは注意が必要です。自操の場合は安全のため付添いがいたほうが良いでしょう。
園内は、池の周りなどは舗装され平坦ですが、山の斜面にも見学できる古民家が建っており、場所によっては傾斜がきつかったり、舗装されていない道もあります。受付でもらえるパンフレットには車いすのための推奨コースなども書かれているので参考にしながら周ると良いでしょう。
古民家の入口には段差がありますので、車いすで入る場合は付添いがいないと困難です。
茅葺屋根は水を含んでいる場合があり、晴天でも軒下は濡れていることがあるので歩行に注意しましょう。
車田前の坂道は急勾配が長く続き、注意が必要です。
休憩所前のグレーチングのピッチが広く、車いすの前輪が落ちないよう注意が必要です。
Investigator's comment
調査員のコメント
飛騨の里は、山の麓の里山の豊かな自然の中にあります。合掌造りをはじめとした飛騨地方の古民家が点在し、日本の古き良き姿に触れる事ができます。
今回は紅葉シーズンだったので景色が凄く綺麗で、とても見応えがありました。心が和む一時が過ごせます。
白川郷にある合掌造りの建物が「飛騨の里」敷地内にもありました。ほかにも江戸時代に建てられた茅葺き屋根と榑葺き屋根の古民家もそのまま保存されており、まるでひとつの集落がそのまま現代まで残されたようで「古き良き日本」にタイムスリップした気分になりました。
全部ではありませんが、舗装されている通路がありますので車いすでも通りやすくなっていました。しかし坂道が多いので、車いすの方はサポートがあったほうが良いです。(車いす利用者 電動・手動)
建物内を見学するため車いすで中へ入るのは、仮設スロープなどの設備を持参したり介助がいないと難しいです。(車いす利用者 電動・手動)
飛騨の里は、犬を連れで行ける観光地です。施設内は犬にリードをつけて歩く事ができます。