- 名称
- 岩村町 岩村本通り
- フリガナ
- いわむらほんどおり
- 住所
- 509-7403 恵那市岩村町本町2丁目および本町3丁目全域
- 交通機関
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明知鉄道 岩村駅
- web
- http://iwamura.jp/
- バリアフリー項目
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明知鉄道岩村駅から岩村城跡までをつなぐ本通りは江戸時代や明治時代の建物が数多く並ぶ町並みです。
中には岩村城が廃城になった際の城の瓦を使用した建物もあるそうです。
藩の御殿医が長崎のオランダ人から製法を教わり、岩村の町民に伝授したと伝えられているカステラなどもあり、食べ歩きもできます。
女城主「おつや」ゆかりの岩村城下にある商家の町並みは、国の伝統的建造物群保存地区に選定されており、6つの旧家なども当時のまま残っており、無料で見学できます。
江戸時代に栄えた問屋で藩の財政難の時には御用金の調達もしていたそうで、建物横には藩主専用の出入り玄関があったり、表面した格子には武者窓があったりと、藩主から特別な存在として認められ、藩主が度々訪れたた木村家の繁栄ぶりがうかがえます。
また、木村邸の裏手にあるナマコ壁も、美しく当時を感じられます。
1831(天保2)年ごろ6代岩村藩主松平乗保の命で鉄砲鍛冶を始めたとされています。
鉄砲を作る工程や鉄砲鍛冶道具などの展示がされています。
本通りから少し離れたところにある火縄銃や槍を作っていた建物です。
入り口に敷居がありますがボランティアさんなどに手伝ってもらえば鍛冶場の見学もできます。
当時の藍染めの工程を学ぶことができる染工場や染物の道具が展示されています。
古い町並みの中にあり散策の休憩場所としてちょうど良い、ベンチや多目的トイレもあります。
本通りは舗装され段差もないので、車いすでも通行しやすくなっていますが、少し傾斜しています。一般車両も通行しますので注意が必要です。
無料開放されている旧家の建物の中を見学出来ますが、江戸時代の建物をそのまま保存してあるので、ほとんどの家の入り口には敷居があるので足元に十分注意が必要です。車いすの場合は外からの見学が主になります。
東濃・恵那市
日本三大山城の一つで、日本百名城にも選ばれている岩村城の城下町。
岩村町 岩村本通り
岩村本通りは重要伝統的建造物保存地区に指定された400年の歴史を誇る城下町で、電線類が地中化されており、江戸から明治時代の建物が色濃く残るしっとりとした町並みです。
基本情報・バリアフリー情報
Investigator's comment
調査員のコメント
古い町並みは車いすなどにも通行しやすく整備されていて、電柱などもなく電線は埋め込み昔の景観を再現しています。
車いすでも利用できるトイレは第1駐車場(旧岩村振興事務所駐車場)、古い町並みのふれあい広場にあります、本通りから少し距離がありますのであらかじめ場所を確認しておくと良いでしょう。
旧家の古い建物の代表的なものを見学しました、どの建物にも説明してくださる方がいて、きれいに掃除され、親切な応対で気持ちよく見学できました。長く伸びた町並みもゴミ一つない美しさです。
建物の事を事細かに説明してくださり、とても勉強になりました、ありがとうございます。
長く伸びた町並みですが、途中に休むための縁台と杖が設置してあり助かりました。