Recommended points Highlights
おすすめポイント見どころ
中山道四十三番目の宿場となる馬籠は急峻な坂道の宿場です
石畳が敷かれた坂に沿った宿場町で、しばし遠い昔の郷愁にひたれ、街道の雰囲気や景観を楽しめます。
道の両脇にはお土産屋や食事処が並び、食べ歩きや買い物をしながらゆっくりと散策できます。
街道のほぼ中央にある馬籠脇本陣資料館
明治28年の馬籠宿の大火で建物は消失しましたが、当時の脇本陣の上段の間を復元するとともに、使用していた道具や被服類を展示し、江戸のころの木曽路の独特の文化や上流社会を紹介しています。
昔なつかしい赤い郵便ポストが立つ郵便局
馬籠郵便局ではがきを出すと馬籠のスタンプを押してもらえます。
石で作られた人形がお出迎えです。
岐阜県の東美濃や飛騨のソウルフード「五平餅」
馬籠宿では五平餅を販売しているお店が多くあります。
練ったうるち米を平たい棒に固めて、砂糖、醤油、味噌、くるみ、落花生、ゴマ、えごまなどを原料とするタレをつけ香ばしく焼き上げる「郷土の味覚」です。地域やお店やよって様々な形のものがあり、きりたんぽ型、わらじ型、だんご型などが代表的です。
馬籠では、ほとんどが団子型ですが俵型のお店も数軒ありそれぞれの店で味が違うので食べ比べも楽しいです。
電動車いすで通行したルート
車いすで歩行者と同様に「上入口」または「下入口」を通って急な坂の石畳を通行するのは、非常に危険を伴います。
調査に行ったときに車いすで通行した比較的傾斜の少ないルートをふらっと旅ブログで紹介しています。
繰り返しますが、急な坂道と石畳を車いすで通行するのは危険ですので、必ず付き添いと一緒に行動して、無理をしないようにくれぐれも注意して安全優先で通行してください。
Where you need attention
注意が必要な場所など
街道の中央辺りにある観光案内所に多目的トイレはありますが、段差があり車いす単独での利用は困難なため、案内所に声をかけて仮設の木製板のスロープを利用します。下駐車場近くの多目的トイレの方は段差なく利用しやすいです。
急峻な坂が特徴の宿場町ですので、とにかく坂が急で道も石畳なので足元に十分注意して通行してください、雨や雪など滑りやすい時には油断すると怪我をする可能性もあるので注意してください。
石畳の道で急勾配の坂なので、車いすで歩行者と同じルートで街道全部行くのは困難です。
Investigator's comment
調査員のコメント
「上入口」や「下入口」とされている所から、歩行者と同じように車いすで通行することは石畳の坂道が急勾配で危険を伴い困難です。
上の駐車場から裏道(傾斜3度)を通り、馬籠宿街道(傾斜6度)に入り下ると、観光案内所付近まで何とか車いすでも行けました。(簡易電動車いす利用者)
途中「馬籠郵便局」がありました。ここで郵便を出せば消印は「馬籠郵便局」となり思い出になりそうです。馬籠宿らしく切手も日本的なものが売られていました。スタンプも置かれていました。
馬籠脇本陣資料館前に、木曽五木が植えてあり、昔、尾張藩による林政改革が行われ「檜一本首一つ」と言い、盗伐、背伐などを犯した者は厳罰に処せられたという話で有名な「木曽五木」、「コウヤマキ」「サワラ」「ヒノキ」「アスナロ」「ネズコ」覚えておきたいと思いました。宿陣場付近の街道沿いには展望台もあり、まわりの山々の景色も楽しめます。
観光案内所は立派な休憩所・トイレと素敵な場所なのですが、車いすでは段差があり自力では行くことができないのでスロープを架けてもらいます。車いすの方は、A-2駐車場脇又はB-2駐車場脇のトイレが便利です。
名物の五平餅のお店が沢山ありました。ここでは、御幣形より団子形が多いそうです。大変おいしく頂きました。是非ご賞味ください。
観光案内所に手荷物の一時預かりサービスありました。
立ち並ぶお店には腰をおろす場所、杖などが用意されています。
急な坂があり歩くのはかなり大変ですが、道の両側に店舗の軒が連なりお店を見ながら歩くのはとても楽しいです。
お店のそれぞれの入口には、ベンチ等休憩できるのがありがたかったです。