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おすすめポイント見どころ
朱塗りの本殿、拝殿、楼門などが国指定重要文化財
岐阜県南西部の不破郡垂井町にある南宮大社は、関ヶ原の戦いの舞台にもなった南宮山の山麓に鎮座し、鉱山を司どる神である金山彦命(かなやまひこのみこと)を祭神として、全国の鉱山・金属業の総本宮として古くから信仰を集めています。
また朱塗りの本殿・拝殿・楼門など、江戸時代の神社建築の代表的な遺構18棟が、 国の重要文化財に指定されています。
駐車場に新設された木造の公衆トイレ
本社の入口にある数立神社の北側の駐車場には、新しく完成したばかりの公衆トイレがあります。
トイレの周囲には段差はなく出入口は広く、正面に車いすマークのトイレもあります。
桜門と石輪橋(せきりんきょう)
楼門から境内の中を眺めると、高舞殿(こうぶでん)拝殿が一直線になっていますが、楼門には段差があるので車いすで境内に入るときは南門から入ります。
また楼門の正面の川には、石輪橋という石橋が架かっています。その名の通り輪のように円弧を描き、そり橋とも呼ばれ神様が通り人間は通れない事を意味します。
南門から拝殿前へ(車いすの迂回路)
楼門には敷居があり段差で車いすの通行が難しいので、奥にある南門へ迂回することで段差なく拝殿前まで行くことが出来ます。
南門までの通路は舗装され、南門も段差がなく車いすでも問題ありません。
また拝殿周辺は砂利敷なので、車いすは付添がいると安心です。電動車いすなら問題ない深さの砂利です。
鮮やかな朱塗りの拝殿
拝殿の建築様式は、和様と唐様を混用した独特の様式であることから南宮造と呼ばれ、本殿や楼閣などとともに国の重要文化財になっています。
南宮稲荷神社の百本鳥居
南門を過ぎさらに真っ直ぐ奥へ進むと、南宮稲荷神社に通じる朱塗りの連鳥居が現れます。
連なる朱色の鳥居は神秘的な雰囲気を醸し出し、通り抜けた正面に南宮稲荷神社があります。
Where you need attention
注意が必要な場所など
12月31日〜1月3日までは初詣客で混雑するため交通規制があり、駐車場は少し離れた場所が臨時駐車場になります。
交通規制と駐車場に関する情報は南宮大社の公式サイトを参照してください。
Investigator's comment
調査員のコメント
車いすで入れる神社やお寺が少ない中、南宮大社は駐車場から拝殿前まで車いすで行ける神社です。所々に傾斜はありますが、段差はなく境内への迂回路もあります。
北側駐車場に新しい公衆トイレがあり、車いすマークのトイレもあります。