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おすすめポイント見どころ
水害から地域を守るための「輪中」を紹介
岐阜県南部では、濃尾平野を木曽川、長良川、揖斐川が流れており、昔から洪水被害から守るために集落や高地を堤防で囲んだ「輪中」が各地で作られました。
輪中館では、資料と模型などで江戸時代から現在までの歴史や景観を分かりやすく解説・展示しています。
その他、大垣でみられた生活民具や農具なども多数展示されています。
洪水に備えて考えた生活の知恵を展示
「輪中」について写真やパネル、実際に使われた物などを使った解説で分かりやすく説明されています。
輪中の航空写真
大垣輪中の規模がよく分かる航空写真が床と壁面にあります。
揖斐川と牧田川に挟まれた大垣輪中が見えます。
輪中のくらし
動くジオラマや、当時の生活道具の展示などから輪中に住む人達の暮らしぶりが分かります。
輪中での農業
農耕の様子が分かる写真や農具などで、水はけの悪い輪中で田の一部を掘って積み上げる「堀田」の農業についても詳しく紹介しています。
輪中の家と水屋
上げ船や上げ仏壇など、輪中にある大橋家の住宅が再現されています。
Where you need attention
注意が必要な場所など
輪中館から徒歩1分の所に、輪中館を補完する施設として市指定重要有形民俗文化財の旧名和邸を整備し公開できるようにした輪中生活館があります。
輪中に暮らす人々の伝統的文化を継承する「村のすまい・村の生活」を紹介し、また輪中地帯の民家の「生活のにおいを感じる、ふれる」ことが出来るようになっています。
(輪中生活館の開館日は、土曜日、日曜日、祝日)
Investigator's comment
調査員のコメント
輪中館では水害との闘いを繰り返した大垣を含む木曽三川下流域の歴史を知ることができ、水害が多かった当時の生活の様子がパネル写真や模型、そして展示物などから良く分かります。
輪中館の見学の後に、輪中生活館に行くと輪中についてより深く学ぶことが出来ると思います。