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おすすめポイント見どころ
戸田氏入城350年を記念して旧戸田鋭之助邸に建てられました
戸田氏鉄が寛永12年(1635年)に大垣城に入城して350年を記念し、昭和60年(1985年)に開館した博物館です。
大垣藩最後の家老、戸田鋭之助の屋敷跡に建っており、正門と塀は当時のもので、大垣市の景観遺産に指定されています。
歴代大垣藩主戸田公の顕彰(けんしょう)が中心の展示で、歴代藩主の肖像、武具、調度品の他、大垣市ゆかりの人物の美術品、資料を展示しています。
正面石段の横にある段差のない入口
正門前には数段の石段がありますが、門の左側に車いすも通れる入口があります。
建物玄関横のスロープまでは敷石のため、路面の凹凸があり、車いすやベビーカーはガタガタします。
建物と調和する庭園
郷土館の屋敷ときれいに手入れされている庭の景観が良い雰囲気を醸し出しています。
戸田氏鉄公馬上像(複製)
玄関の自動扉を入ると、ロビーの右側に 戸田氏鉄公馬上像があります。
隣の大垣公園の天守前の広場にも騎馬像があります。
歴代藩主の肖像画
戸田公 顕彰室には、美濃大垣藩の歴代藩主の肖像画が展示されています。
関ヶ原合戦絵図屏風(複製)
ロビー正面の壁には、関ヶ原合戦絵図屏風(複製)が掛けられています。
また、書棚には大垣市の歴史に関する書籍の見本があり、受付で購入できます。
鎧や兜などの武具
戸田公 顕彰室には、鎧や兜などの武具や、大垣藩戸田氏の家紋 九曜紋が入った調度類が展示されています。
別府細工の燭台(しょくだい)
郷土美術室には、江戸時代後期の天明年間(1781~1789)に、別府(現在の岐阜県瑞穂市別府)の広瀬清八・茂重郎親子によって作られた、蝋型鋳物(ろうがたいがた)の別府細工の燭台が数多く展示されています。
麋城(びじょう)の井戸
大垣は水の都、どこの家庭でも井戸が掘られるようになり「井戸槽(ぶね)」と呼んでいました。その井戸をしのび「麋城の井戸」を作ったそうです。
大垣城は、別名「麋城」(びじょう)や「巨鹿城」(きょろくじょう)と呼ばれていました。
Where you need attention
注意が必要な場所など
郷土館の門の左側に車いすも通れる入口がありますが、建物玄関横のスロープまでは敷石の路面で凹凸があるため、車いすは介助があると安心です。
Investigator's comment
調査員のコメント
庭は「水を表現する砂」の枯山水がある、手入れされた日本庭園です。庭も見どころの一つだと思います。
「城の写真・切り絵展」の作品の独特の雰囲気に魅了されます。
戸田藩について詳しく説明されています。甲冑や刀の展示物もあり、迫力もあります。そして何よりも日本庭園が綺麗です。