Recommended points Highlights
おすすめポイント見どころ
お城を模した壮観な外観の資料館
「貝塚と古墳」「輪中と低地の農業」「高須藩」を主要テーマにした、海津市の歴史や文化を紹介する資料館となっています。
資料館の外には、低地であるこの地域の稲作に使われていた「堀田」が再生され、毎年稲の栽培が行われています。
海津の縄文時代コーナー
岐阜県内で海津市内にしかない2つの貝塚遺跡である、庭田貝塚と羽沢貝塚について紹介しています。
縄文時代には、海が身近にあったことを示す貝殻や魚・動物の骨、人骨、土器などが展示され、当時の人々の暮らしを知ることが出来ます。
高須輪中変遷劇場(大地形模型)
4600分の1のスケールの大地形模型は、初めは明治24年の地形を表していますが、ビデオの説明に従って現在の高須輪中が姿を表す仕組みになっています。
明治の河川改修や、土地改良の様子が一目で分かります。
輪中と低地の農業について学ぶ
輪中低地で行われた堀田農業のころの農具や民具の数々が説明展示され、現代の農業と比較しながら輪中の知恵や工夫を学ぶことができます。
能舞台と50畳の大広間
歴史民俗資料館の3階には、立派な能舞台と50畳の大広間があります。
この能舞台は、市内外を問わず日本の伝統芸能愛好者の方々に貸し出しをしています。
高須松平藩の御館の一部を復元
高須松平藩は3万石の小藩ながら名門の誉れ高く、多くの名君を輩出し明治維新まで13代続きました。
資料館の3階には、御玄関から御書院の間にいたる主要部分 が復元されています。
3階の大広間からの眺め
広々とした田畑やそこに建つ家々、 高須松平藩があった地域が一望出来ます。
Where you need attention
注意が必要な場所など
・車いすは、資料館入口にあるインターホンを使い北側の 裏口を開けてもらい、館内エレベーターで2階の総合受付に行きます。
・資料館の外は石畳の通路があり、車いす使用者でも概ね安全に移動できますが、一部分砂利道があり介助が必要です。
Investigator's comment
調査員のコメント
・1階には高須輪中変遷劇場(4600分の1の地形模型)があり、2階には「輪中と低地の農業」についてのパネル展示や、農具や民具の展示があり、3階には高須松平藩の御館の一部(玄関から書院の間の主要部分、能舞台、50畳の広間)が復元されていました。
・縄文時代の土器や貝・魚の骨、治水工事の模型や輪中や堀田の写真、昔の住居の居間、農機具や蛇かご等の展示があり、海津市の歴史と暮らしが分かりやすく説明され興味深く見学しました。