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おすすめポイント見どころ
太閤出世橋を渡って墨俣一夜城へ
墨俣城(すのまたじょう)は、若き秀吉(木下藤吉郎)が信長の命を受け、美濃・尾張の国境近くを流れる長良川の中洲に築いたとされる砦城です。
一夜にして築いたように演出したという逸話から「墨俣一夜城」の愛称で呼ばれ、現在は、墨俣城の跡地に建てられた城郭天守の様式の歴史資料館となっています。
お城の外観の歴史資料館です
大垣城の外観を模した墨俣一夜城の天守の中は歴史資料館になっています。
中に入ると、正面に騎馬武者の銅像があり、その横に資料館に上がる階段があります。
資料館内部の様子
パネル展示が多く読み応えがあります。
メインの展示物は、昭和後期に発見・公表された前野家古文書、通称「武功夜話」に記載された墨俣城に関連する内容で、パネルで細かく紹介されています。
墨俣一夜城周辺は桜の名所です
墨俣一夜城の側を流れる犀川の堤防には、樹齢50年を超えるソメイヨシノ約700本の桜並木が3.7kmにわたり続き、別名「桜堤防」ともいわれています。
ライトアップされた墨俣一夜城をバックにした夜桜はとても綺麗で幻想的です。
美濃路墨俣宿脇本陣跡
墨俣一夜城から少し南に行った所に、東海道と中山道の脇街道である美濃路の墨俣宿の本陣脇本陣跡があります。
この建物は、脇本陣時代の構造を色濃く残しており、当時の宿場町の面影を偲ぶことが出来ます。
Where you need attention
注意が必要な場所など
資料館へは階段しかないため車いすでの入館は困難です。
城の中にはトイレがありますが、和式トイレしかありません。
お城の外に、車いすマークの公衆トイレがあります。
Investigator's comment
調査員のコメント
木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が織田信長の命により築城した墨俣一夜城は、わずかな期間で築城されたことから、一夜にして築城された城、一夜城と言われるようになったなど城の呼び名については諸説あります。
周りを堤防に囲まれ、毎年4月頃になると堤防沿いの桜並木が色付き、観光客で賑わいます。桜の期間はライトアップもされ、夜桜と城を楽しむことができます。
城の傍に架かる太閤出世橋や、さい川橋の上から観るお城も味わい深いです。
城の入口には階段が数段あり、車いすで城内に入ることは難しいですが、橋の上から城を眺めて楽しめます。
すぐ近くの墨俣宿本陣や脇本陣跡などの史跡を巡ったりして楽しむことが出来ます。