Recommended points Highlights
おすすめポイント見どころ
屋外は無料で見られるエリア
ウェルカムゲートから博物館建物への通路、空の色を映したような真っ青な外観の博物館の前には、YS-11型旅客機などの航空機が並んでいます。
ゲートから一直線の滑走路風のペイントをした通路と格納庫のような博物館は、あたかも飛行場を思わせるような壮大な眺めです。
博物館エントランスにあるミュージアムショップ
リニューアルオープンで床面積が約2.5倍に増え、通路も広く車いすでも入りやすくなっています。
宇宙食やオリジナルのグッズのプラモデルなども販売されています。
車いすマークの多機能トイレ
総合受付の左側を奥に入って行くと、車いすマークの多機能トイレがあります。
広く車いすが回転できるスペースがあり、オストメイト設備のほか、視覚に障害がある方のため人が入ると自動的に音声でトイレ内部の説明が流れる機能もあります。
A1エリア「航空機と航空機産業の始まり」
A1エリアの中に入ると、左側の大型のスクリーンに「航空機と航空機産業の始まり」についての説明ビデオが流れ、右側には乙式一型偵察機のレプリカが展示されています。
各務原飛行場の100年間の歴史
A2エリアに入ると、航空宇宙博物館北側にある現在は「航空自衛隊岐阜基地」となっている、各務原飛行場の白い立体地図が設置され、100年間の歴史を上部からプロジェクションマッピングで投影しています。
「戦前・戦中の航空機開発」を知る上において、すべて通して見る価値があります。
三式戦闘機二型「飛燕」
入ってすぐのA2エリアには、今回(平成30年)のリニューアルで追加された注目の展示機の、日本に唯一現存している「飛燕」があります。
暗転した展示室内で飛燕の機体が照明で照らされていますが、ジュラルミン製で無塗装の機体には風格が漂い存在感があります。
A3エリア「戦後日本の航空機開発」
A3エリアには、とても広い空間に大型のUF−XS実験飛行艇、日本が初めて開発した超高速航空機T-2(ブルーインパルス)、川崎航空機が制作した小型プロペラ機KAL-1、そして低騒音STOL実験機「飛鳥」や様々なヘリコプター等も展示されており、中央の通路を進んでいくと次々に現れるバラエティーに富んだ飛行機の迫力は圧巻です。
実際に空を飛んでいた飛行機を間近に見ていると興味がわき、パイロットに憧れた子どもの頃に戻ります。
A4エリア「小型ジェット機フライトシミュレータ」
A4のエリアには、小型ジェット機シミュレータが3つあり、操縦体験ができ、階段下にあるモニタで操縦の様子も見ることが出来ます。
コクピットへ上がるための階段の代わりにスロープがついているシミュレータもあり、車いすもコクピットまで行くことが出来ます。(操縦席は外れないため操縦するには座席への移乗が必要です)
S3エリア「宇宙から地球のくらしを支える人工衛星」
S3エリアは、新しい展示コーナーです。
円形のソファーに寝そべるって、天井に映された地球と人工衛星の軌道がを見ることが出来ます。
国際宇宙ステーションから宇宙飛行士のツイートが紹介され、コントローラーを動かすことで地球が動かせ人工衛星を捕まえると説明文が表示されます。
人工衛星は現実の軌道位置を表示しているとの事です。
S4エリア「人を宇宙に送る有人宇宙開発」
S4エリアも新しい展示コーナーです。
国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」は、バスほどの大きさがあり中には実験装置がたくさん並んでいます。
有名な「きぼう」暖簾(のれん)も、しっかり再現されています。
内部も見ることが出来るようになっていて階段で上がっていきますが、横に昇降機が設置されているので、車いすでも内部を見られます。
Where you need attention
注意が必要な場所など
ウェルカムゲートから屋内展示館までは、屋外で屋根がなく少し距離があるので、天気の悪い日は注意。
エレベーターの自動の音声案内では「1階」・「2階」・「3階」ですが、実際の表示は「1階」・「中2階」・「2階」となっているので注意。中2階には休憩室があります。
Investigator's comment
調査員のコメント
平成30年3月にリニューアルオープンし駐車場や歩道も新しくなり段差も少なく車いす、ベビーカーや歩行が困難な方にも優しく設計されています。
館内はとても広く、航空機やロケット宇宙ステーションまで幅広く展示してありワクワクします。
フライトシミュレーターやロボットアームなど体験できる物があり楽しめる施設です。
ゲートから博物館入り口までの通路は滑走路風のペイントが施してあり、ペットボトルロケットの飛行距離が分かるようになっています。
すぐ北側には、航空自衛隊岐阜基地があり、平日には自衛隊の飛行機の離着陸や飛行の様子も見られます。