バリアフリー現地調査2019 美濃加茂・富加・関

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2019 現地調査 美濃加茂・富加・関

令和元年11月12日

ぎふ清流里山公園
富加町郷土資料館
刃物屋三秀・関刃物ミュージアム

を調査させていただきました。

ぎふ清流里山公園

美濃加茂市の平成記念公園「日本昭和村」が2018年4月にリニューアルして「ぎふ清流里山公園」に生まれ変わりました。
以前からある昭和時代の建物や展示物、体験工房やお土産店、入浴施設に加えアドベンチャー施設が追加されました。
敷地内には建設中のホテルもあり、2020年秋ごろオープン予定だそうです。

ぎふ清流里山公園入口

広い駐車場には、車いすマークに加え「おもいやり駐車スペース」が作られていました。

車いすマークとおもいやり駐車スペース

駐車場の近くに、車いすマークトイレがあり、園内には入口付近に1箇所あるほか数カ所あります。

駐車場近くのトイレ
車いすマークトイレ内部
駐車場から公園入口への通路

公園入口の建物の中に「里山カフェ」ができていました。
通路を挟んでオープンテラスもあり、段差もなく車いすでもスムーズに行けるようになっていました。

里山カフェ
オープンテラス

リニューアルされた公園は、入口や通路などはこれまでとほとんど変わりなく、奥へ進むにつれ通路は坂となっています。
園内を循環している里山バスは新しい電動バスに変わっていました。

園内の通路
里山バス(車いす・ベビーカー乗車不可)

公園の一番奥に「里山ふれあい牧場」があり、動物広場や乗馬体験があります。

里山ふれあい牧場入口
動物を見る展望ステージはスロープになっています
展望ステージから見た動物たち
乗馬体験場

里山ふれあい牧場周辺では、池にあるスワンボートに乗ったり、サイクリングもできます。

スワンボート乗り場

新設されたアドベンチャーパークには、全長300mを一気に滑り降りる「ジップライン」や、ワイヤーロープをクリアしてゆく「エアリアル」があります。

ジップライン
エアリアル

ジップラインの終着点には身体を前後左右に傾けるだけで動かせる乗り物「インモーション」もあり専用コースを走れるようになっていました。

インモーション
インモーション専用コース

陶芸教室やせんべい焼き体験、パン作り、そば打ちといった食の体験など色々な体験工房があります。

陶芸教室
陶芸教室内
せんべい焼き体験

その他に園内には駄菓子屋や飲食店もあり、いずれの店も段差なく入ることができます。

駄菓子店「美濃屋」
農家レストラン「やまびこ」

公園入口付近には、岐阜県特産品のお土産店や野菜直売所もあります。

お土産店「おんさい館」
野菜直売所「青空市場」

ぎふ清流里山公園から美濃加茂ハイウェイオアシス駐車場方向へ行くと入浴施設「里山の湯」があり、建物内には食事コーナー「里山食堂」もあります。入口通路はスロープになっており、車いすでも問題ありません。

入浴施設「里山の湯」
入口通路スロープ
靴を履き替える場所で車いすのタイヤを拭いて入館します
食事コーナー「里山食堂」

入浴施設「里山の湯」の入口横には無料の足湯があり、歩き疲れた足を癒すことができます。

無料の足湯

美濃加茂ハイウェイオアシスとも繋がっています。
駐車場からの入口はS字のような形になっていて、車いすで何とか通れる幅です。(大型の電動車いすなどは難しそうです)

ハイウェイオアシス駐車場からの入口
イウェイオアシス駐車場から公園入口への通路にある展示ブロックとグレーチング

富加町郷土資料館

清流里山公園のある美濃加茂の隣の富加町の郷土資料館を訪問しました。
先土器時代の遺跡から発掘された石器、古墳時代の出土土器、日本最古の戸籍などを中心に展示されています。
この地域の昔の人々が使った機織りなどの道具を紹介する民俗展示コーナーもあります。

富加町郷土資料館

資料館には駐車場が2つあり、両方とも通路やスロープが設置され、施設まで段差はないので車いすでも問題ありません。

駐車場案内表示
駐車場
施設入口までの舗装された通路
施設入口
反対側の駐車場
施設入口までのスロープ通路

館内は3つの展示室があります。
1つ目の展示室には先土器時代の遺跡から発掘された石器や古墳時代の出土土器など、2つ目の展示室には日本最古の戸籍が、3つ目の展示室には機織りなどの道具が展示されていました。
展示室をつなぐ通路は敷居を跨ぐようにスロープが設置されています。

1つ目の展示室の出土土器展示
展示室をつなぐ通路
2つ目の展示室の日本最古の戸籍展示
3つ目の展示室への通路スロープ
3つ目の展示室の道具展示
3つ目の展示室の資料展示

入口の奥にトイレがあります、多目的トイレはありませんが車いすでも一般の洋式トイレの前まで行くことが出来ます。

トイレ前
洋式トイレ
富加町観光情報QRコード

刃物屋三秀・関刃物ミュージアム

次に隣の関市にある関刃物ミュージアムへ行きました。
刃物の町関市で作られている包丁や日本刀の製造工程などが、実物を使用して展示されています。
日本刀鍛錬場を備えており、刀匠・藤原兼房による日本刀の鍛錬を見学することができます。(有料)
ファクトリーショップでは一般家庭用包丁や本職用包丁、事務用・園芸用ハサミ、ツメ切りなど関市内メーカーの刃物を販売しています。

関刃物ミュージアム
車いすマーク駐車スペースはありませんが広い駐車場です
入口のスロープ

入口を入った正面にトイレがあり、手すりの付いた洋式トイレもあります。

トイレ外観
手すりの付いた洋式トイレ

建物入口を入って右側に刃物ミュージアムがあり、日本刀鍛錬場の奥が包丁や日本刀の展示室になります。

透明アクリルで囲われた日本刀鍛錬場
ミュージアム内の包丁と日本刀の製造工程の実物展示
色々な刃物の展示

ミュージアムの反対側に位置するファクトリーショップでは、包丁をはじめ色々な刃物やお土産が販売されています。

ファクトリーショップ
家庭用包丁や本職用包丁
お土産の十手と手裏剣
関牛乳を使用したアイス、日本刀形のアイスも販売

今回は、中濃地域にある3つの施設を訪問しました。

ぎふ清流里山公園は、山の地形を利用した広大な公園です。道の駅やリニューアルされ入場料は無料となりました。
敷地が広く、通路は舗装され整備されていますが、奥へ進んでいく通路は坂道で勾配がキツイ場所もあり、車いすを自力で漕いで上がっていくのはかなり大変ですので、介助がいると安心です。
電動車いすを持っている場合は利用した方が良いと思います。
富加町郷土資料館は、先土器時代の遺跡から現代まで富加町の人々の暮らしが学べ、駐車場から館内まで段差はなく車いすでも利用しやすい所でした。

刃物屋三秀・関刃物ミュージアムは、刃物のまち関で古くから作られてきた伝統の日本刀など、実物を使用した製造工程の展示がリアルで分かりやすかったです。

ご協力、ありがとうございました。
調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。

バリアフリー現地調査2019 不破

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2019 現地調査 不破

令和元年11月22日

南宮大社

関ケ原笹尾山交流館

を調査させていただきました。

南宮大社

南宮大社の正面
南宮大社の正面入口

最初に不破郡垂井町宮代にある南宮大社を訪問しました。
関ヶ原の戦いの舞台にもなった南宮山の山麓に鎮座し、鉱山を司どる神である金山彦命(かなやまひこのみこと)を祭神として、全国の鉱山・金属業の総本宮として古くから信仰を集めています。

朱塗りの本殿・拝殿・楼門など、江戸時代の神社建築の代表的な遺構18棟が、 国の重要文化財に指定されています。

南宮大社の無料駐車場
駐車場(無料)

駐車場は、本社の入口にある数立神社の北側にあります。
車いすマークのトイレもあります。

9月に完成したばかりのトイレは、周囲に段差もなく入口は広く、車いすマークのトイレもあります。

公衆トイレの出入り口
トイレの入口
以前からある車いすマークのトイレ

駐車場の東側の隅にも車いすマークのトイレがあります。

駐車場から正面の桜門へ
駐車場から正面の桜門へ

駐車場から正面の桜門への通路は、段差はありませんが、少しガタガタして傾斜があります。

登りスロープ
下向橋の横のスロープ

下向橋(げこうばし)は、参拝の行き帰りに渡る橋です。
橋の両端には段差がありますが、横にスロープがあり、車いすでも問題ありません。

楼門から見た境内

楼門から境内の中を眺めると、高舞殿(こうぶでん)、拝殿が一直線になっています。
楼門には段差があるので、車いすで境内に入るときは南門から入ります。

南門に繋がる通路へ
南門に繋がる通路へ
南門から境内へ
南門から境内へ

南門までの通路は舗装されています。
南門も段差がなく車いすでも問題ありません。

南宮大社の境内
南宮大社の境内

境内は砂利敷なので、車いすは付添がいると安心です。
電動車いすなら問題ない深さの砂利です。

南宮稲荷神社の百本鳥居
南宮稲荷神社の百本鳥居

南門を通り過ぎさら進むと、南宮稲荷神社に通じる朱塗りの連鳥居が現れました。
とても神秘的な雰囲気で、通り抜けてみると不思議な気持ちでした。

関ケ原笹尾山交流館

関ケ原笹尾山交流館
関ケ原笹尾山交流館の全景

次に訪れた関ケ原笹尾山交流館は、不破郡関ケ原町にあります。
関ケ原古戦場でも一番の観光ポイント、西軍・石田三成陣跡のある笹尾山(ささおやま)の麓にある交流施設です。
甲冑体験(有料)、戦国グッズや名産品などを販売する「お土産処」、関ケ原の観光ガイドやウォーキングマップを無料配布するほか、古戦場観光についての情報も入手できます。

手作りのスロープ
手作りのスロープを用意してもらいました

関ケ原笹尾山交流館は、旧関ヶ原北小学校を改装したもので、入口には階段がありますが、車いすには手作りのスロープを掛けてもらえますので問題ありません。

甲冑体験コーナー
甲冑体験コーナー(有料)

甲冑体験コーナーでは、関ケ原仕様の手づくり甲冑を実際に着用でき、記念撮影したり、甲冑を着て史跡散策も出来るそうです(雨天時は屋内のみ)。

お土産品コーナー
お土産品コーナー

戦国武将関連の書籍、キーホルダーや缶バッジなどの戦国武将関連のグッズなど色々なものが販売されていました。

関ケ原名物「やぎ乳アイス」
関ケ原名物「やぎ乳アイス」

お土産品コーナーでは、ヤギのミルクを使った「やぎ乳アイス」を販売しています。

立派な公衆トイレ
運動場にある公衆トイレ

交流館は廃校になった小学校の校舎や運動場を再利用しているため、館内には和式トイレしかありません。
運動場の南端に新たに公衆トイレが設置され、車いすマークのトイレもあり、とても使い易くなっていました。

車いすマークのトイレの内部
車いすマークのトイレの内部

トイレは広くおむつ交換台もあります。

旧関ヶ原北小学校の運動場周りの道路
旧関ヶ原北小学校の運動場周りの道路

運動場は駐車場スペースにもなっています。
運動場の南側には舗装された道路があり、笹尾山「石田三成陣跡」の方に繋がっています。

笹尾山「石田三成陣跡」
笹尾山「石田三成陣跡」

笹尾山は、1600年関ヶ原の戦い時に西軍石田三成が陣を構えた関ヶ原の地、北西に位置する小さな山です。
現在は、合戦時に敵の攻撃からの防御として使われた竹矢来・馬防柵が復元されています。

取材への協力有難うございました。

今回の調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。

バリアフリー現地調査2019 岐阜県美術館リニューアル

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2019 現地調査

令和元年12月17日

1年間の大規模改修を経て、今年11月にリニューアルオープンした岐阜県美術館へ行ってきました。

リニューアルされた岐阜県美術館

こちらへは3年前にも調査に来ており、前回調査したメンバーで再び訪問してリニューアルでどのように変化したかも見せていただきました。

ふらっと旅スポット 岐阜県美術館

今回のリニューアルでは、正門が県図書館側に変更され、間口も6メートルから15メートルに拡幅され路面の舗装が変更され、車いすやベビーカーでも通行しやすくなりました。

岐阜県美術館正門

展示室がこれまでの2室から3室になり、三つの企画展が同時に開催できるようになりました。
展示室は、作品のコンディションを保つために空調が増強され、室内の温度変化を抑えるために自動ドアも新設されたほか、反射を抑えるLED照明への変更など展示環境も改善されました。

展示室に設けられた自動扉

駐車場は、館北側にある地上のP6駐車場のスペース6台分が、車イスマークと「おもいやり駐車場」に変更されました。
トイレも改修されており、車イスマークのトイレは、オストメイト、ベビーシート、フィッティングボードなどの設備がついた多目的トイレとなり、トイレの前には点字付きの配置図も掲示されています。南側の実習棟にも多目的トイレが新設されました。

トイレ内部のレイアウトを示す案内板

館内に掲示されている、案内板やピクトサインも分かりやすくなりました。
総合案内所「ナンヤローネステーション」があり、コンシェルジュ(相談係)が常駐しています。

訪問した日には、リニューアルオープン特別企画が各展示室で行われており、展示室1の「ETERNAL IDOL」ではオディロン・ルドン、山本芳翠、熊谷守一、などの作品がユニークな方法で展示されていました。

第一展示室入口は自動扉
イメージする力、生きる力—ある日の『美術と教育』の出来事

隣の展示室では「イメージする力、生きる力—ある日の『美術と教育』の出来事」というテーマで、小中学校などの図工や美術の授業が減っていく中、想像・イメージすることの大切さについてハッと気付かされる展示でした。

子供たちの作品でイメージする力を培う取り組みを紹介

第三展示室の「セカンド・フラッシュ」は、新しいアートの世界があって驚きと感動がありました。「アートまるケット2018 養老公園プロジェクトParking Promenade」では、野外で車を使ったプロジェクトや、北方町生涯学習センターきらりでフレスコ画を描いたプロジェクトでは、実際描かれた壁画を置き、ストラッポ技法で布に転写された作品が天井から吊り下げられていました。

アートまるケット2018 養老公園プロジェクトParking Promenade
フレスコ画を転写した布が天井から吊られ、奥には壁画が

中でも印象に残ったのが、平野真美さんのユニコーンの作品で、とても独創的な世界でユニコーンを表現したものだけでなく、そのコンセプトやプロセスにも深いエピソードがあり、学芸員の方の話を聞きながら目の前に横たわるユニコーンに作家の体験や心情を映した物語を感じることができました。「アーティスト・イン・ミュージアム 平野真美 Meets 岐阜県立岐阜盲学校」として、岐阜盲学校の生徒さんと共同で行った作業の様子も紹介されていて、視覚に頼らないそれぞれの感性が現れていて、とても興味深い展示でした。

平野真美さんのユニコーン

恩田聖敬さん

また今回は、地元岐阜のプロサッカークラブのFC岐阜前社長で、現在は株式会社まんまる笑店代表取締役社長の恩田聖敬さんにも一緒に見学していただきました。

恩田聖敬さん

恩田さんは、高富町出身で、岐阜北高校卒業、京都大学大学院工学研究科修了後、新卒入社した上場企業で、現場叩き上げで5年で取締役に就任、2014年FC岐阜の社長にJリーグ史上最年少の35歳で就任されました。
その後、ALS(筋委縮性側索硬化症)を発症し、病気の進行でやむなくFC岐阜の社長を退任されましたが、現在は『ALSでも自分らしく生きる』をモットーに起業された「まんまる笑店」のほか「日本ALS協会 岐阜県支部支部長」としても精力的に活動し、講演活動や著書、SNSなどを通じて、これまでの経験や現在の自身の視点から、様々な発信をしておられます。
恩田聖敬 公式サイト Facebook  Twitter  YouTubeチャンネル

人工呼吸器を搭載した車いすで移動する恩田さん

当日は、ちょうど東京オリンピックの聖火ランナーの発表があり、恩田さんが聖火ランナーに内定されたということで、めでたく、テレビの取材もあって賑やかな日となりました。

早速、恩田さんからのレポートをいただきました。


『開放的に自由に肩苦しい美術とは違う美術と触れられる空間』

それが岐阜県美術館です。

私自身音楽はある程度かじりましたが、美術となると全く無縁で絵心も点でありません。
しかし、岐阜県美術館はいるだけで心地よく過ごせました。その1番の要因は導線の広さと天高です。車椅子でも全く窮屈さを感じさせない十分なスペースがありました。
私はALSのため横を向くことが出来ません。よって作品を正面から見る必要があります。私の車椅子は縦長ですが、全ての作品を正面から見られるスペースがありました。

また作品群には、世界に誇る日比野館長の魔法が施されていました。いかに美術を身近に感じてもらうか?、その中でこんなものも美術なのかと考えさせるエッセンスが散りばめられています。学芸員さんのお話もとてもわかりやすく、興味深いものでした。

私の中の『美術の定義』が面白く揺らいだ一日でした。今度はプライベートで家族と来たいと思います。健常者、障害者関係なくおススメスポットです(^ ^)

恩田聖敬


 

美術館ホールで今回のメンバーで記念撮影

取材への協力有難うございました。

調査データは、取りまとめなどを行ないふらっと旅ぎふへ掲載します。

バリアフリー現地調査2019 大垣3

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2019 現地調査 大垣3

令和元年11月18日

大垣市郷土館

大垣市守屋多々志美術館

大垣市輪中館

を調査させていただきました。

大垣市郷土館

戸田公入城350年記念事業として開館した、大垣市にある博物館です。

大垣市郷土館の全景
大垣市郷土館正面

大垣藩最後の家老、戸田鋭之助の屋敷跡に建っており、正門と塀は当時のものです。
歴代大垣藩主戸田公の顕彰(けんしょう)が中心の展示で、歴代藩主の肖像、武具、調度品の他、大垣市ゆかりの人物の美術品、資料を展示しています。

正面石段の横の迂回路
正面石段の横にある段差のない迂回路

正門前には数段の石段がありますが、門の左側に車いすも通れる入口があります。
建物玄関横のスロープまでは敷石の路面のため、車いすやベビーカーはガタガタします。

戸田氏鉄公馬上像
戸田氏鉄公馬上像(複製)

玄関の自動扉を入ると、ロビーの右側に 戸田氏鉄公馬上像があります。

関ヶ原合戦絵図屏風
関ヶ原合戦絵図屏風(複製)

ロビー正面の壁には、関ヶ原合戦絵図屏風(複製)が掛けられています。

歴代藩主の肖像画
歴代藩主の肖像画

戸田公 顕彰室には、歴代藩主の肖像画や鎧や兜などの武具、九曜紋が入った調度類が展示してあります。

甲冑や九曜紋入調度
甲冑や九曜紋入調度(くようもんいりちょうど)

別府細工の燭台

別府細工の燭台(しょくだい)郷土美術室には、天明年間(1781~1789)に、蝋型鋳物(ろうがたいがた)で作られた別府細工の燭台が数多く展示されています。

郷土館の庭園
郷土館の庭園

屋敷と日本庭園の景観が良い雰囲気です。

大垣市守屋多々志美術館

大垣市出身の日本画家、守屋多々志(大垣市名誉市民、文化勲章受賞者)の作品を展示する美術館として、2001年(平成13年)にオープンしました。

大垣市守屋多々志美術館の全景
大垣公園側から見た守屋多々志美術館

収蔵されている作品・資料は約3300点、約2ヶ月に1回入れ替え展示で特別展、企画展が行われています。

段差はスロープで解消
入口の段差の横にスロープがあります

正面玄関には、1段の段差がありますが、すぐ横にスロープがあり車いすやベビーカーも問題ありません。

来館記念スタンプ
来館記念スタンプ

館内に入ると受付ロビーの横には来館記念スタンプが置かれています。
また筆談用ノートもありました。

多目的トイレ
多目的トイレ

1階のエレベーターの横に多目的トイレがあります。
扉は、取っ手を回して引きながら開ける方式です。

授乳室
授乳室

1階の奥には、ベビーベッドの置かれた授乳室があります。

守屋多々志の作品
数々の守屋多々志の作品・資料

2階は守屋多々志の特別展や企画展が行われています。

作品の絵はがきを販売
作品の絵はがきを販売

受付の横で、守屋多々志の作品の絵はがきや作品集を販売しています。

郷土館、守屋多々志美術館は大垣公園のすぐ近くにあります。
大垣城を訪れたときに、一緒に行ってみると良いと思います。

大垣市輪中館

大垣市輪中館の全景
大垣市輪中館の全景

岐阜県南部では、濃尾平野を木曽川、長良川、揖斐川が流れており、昔から洪水被害から守るために集落や高地を堤防で囲んだ「輪中」が各地で作られました。
輪中館では、資料と模型などで江戸時代から現在までの歴史や景観を分かりやすく解説・展示しています。
その他、大垣でみられた生活民具や農具なども多数展示されています。

エレベーターで輪中館へ
エレベーターで2階にある輪中館へ

輪中館は、日新地区センターの2階にあるので、建物入口横のエレベーターで2階にあがります。

パネル写真とパネル解説
壁面に掲載された写真やパネル

館内は輪中について写真とパネルを使った解説で分かりやすく説明してあります。

大垣輪中の航空写真
大垣輪中の航空写真

大垣輪中の大きさがよく分かる航空写真が床と壁面にあります。
揖斐川と牧田川に挟まれた大垣輪中が見えます。

輪中のくらし
輪中のくらし

動くジオラマ模型や、当時の生活道具の展示などから輪中に住む人達のくらしぶりが良く分かります。

輪中での農業
輪中での農業

農耕の様子が分かる写真や農具などから、水はけの悪い輪中で田の一部を掘って積み上げる「堀田」の農業についても良く分かります。

輪中の家と水屋
輪中の家と水屋

上げ船や上げ仏壇など、輪中にある大橋家の住宅が再現されています。

 

今回調査した3つの施設の方、取材への協力有難うございました。

今回の調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。

 

 

バリアフリー現地調査2019 可児・美濃加茂

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2019 現地調査 可児・美濃加茂

令和元年11月6日

可児市文化創造センターala
リバーポートパーク美濃加茂
蘭丸ふる里の森
わくわく体験館

を調査させていただきました。

可児市文化創造センターala

劇場・音楽堂では有名アーティストのコンサートなど、地域交流プログラムとして演劇・ミュージカル・ダンスなど市民参加公演や全市民を対象としたコミュニティプログラムを多数開催しています。

可児市文化創造センター

車で道路から入ると駐車場の案内表示があり、車いすマーク駐車場は建物横に4台分あります。
橋を渡った所に、一般用の広い駐車場ある変則的なレイアウトになっています。

駐車場の案内表示
一般駐車場からの橋

敷地内にコミニティーバスの停留所があり便利です。

コミニティーバス停留所

建物に入ったところに点字案内板があります。
床にも点字ブロックが敷かれています。

点字案内板

メインロビーには情報コーナーがあり、映画や演劇などの映像資料や舞台に関する書籍などを見ることができます。

メインロビーと情報コーナー

エレベーターは50名乗りでグランドピアノが入るほどの広さがあり、車いすが同時に数台一緒に乗ることもできます。

エレベーター

主劇場と小劇場があり、両劇場とも段差なく車イスで行ける席(車いす観覧スペース)があります。
このスペースが足りない場合は椅子を外してスペースを増やす事も出来るとのことでした。

小劇場
小劇場の車いす観覧スペース
小劇場の入口スロープ

多目的トイレは主劇場に2カ所、小劇場に1カ所、そのほか館内に4カ所もあるそうです。

多目的トイレ

製作の部屋、練習の部屋、展示スペース、研修・会議などに使われる色々な部屋がありました。

演劇やダンスなどの練習に使われる部屋
演奏や合唱などの練習部屋3室
託児室として利用のキッズルーム

建物前は芝生広場で通路が周りにあり車いすも問題なく利用できます。
広場では11月下旬から1月下旬の夜にイルミネーション点灯を行っており、期間中は毎回点灯式があり参加者を募集するそうですが、人気があり早々に予約がいっぱいになるそうです。

芝生広場の通路
建物前の芝生広場

レストランもあり食事ができます、テーブルは車いすでも利用しやすい高さで外のテラス席もありました。

レストラン「カテリーナ ディ アーラ」
店内テーブル席
テラス席

リバーポートパーク美濃加茂

川と森の環境にあるレジャーとフィットネスをテーマとしたアウトドアな公園で、川ではラフティングやカヌー、園内ではBBQやピクニック、川沿いをサイクリングなどができます。

リバーポートパーク美濃加茂の建物「ビジターハウス」

広い駐車場があり車いすマーク駐車スペースも4台分、駐車場から施設建物までの通路は緩やかなスロープになっていました。

第1駐車場
駐車場から施設建物までの通路スロープ

駐車場から施設受付がある建物(ビジターハウス)には段差なく行けました。
1階はピザが食べられるカフェ、多目的トイレ、2階にはヨガなどフィットネスが行われるホールと授乳室があり、エレベーターで行けます。

建物「ビジターハウス」の入口
ピザ&カフェ「デルタ」
オープンテラス
建物内エレベーター
2階授乳室
2階ホールスペース

駐車場横に広い芝生広場がありピクニックに利用されるほか、イベントも開催されているそうです。
木曽川沿いにデッキスペースや堤防への道があり、レンタルサイクルで堤防沿いを約2km先の旧中山道太田宿辺りまで行けるそうです。

芝生広場
木曽川沿いにデッキスペースと堤防への道

BBQエリアには6名利用できるサイトが15区画あります。
通路は舗装され車いすでも利用しやすくなっていました。
炊事場もありますが、雨水を流すための溝がありますので注意が必要です。
BBQメニューを予約しておけば手ぶらで楽しむことができます。

BBQエリア入口
BBQエリア内の通路
通路からサイトまでは芝生です
炊事場
駐車場のトイレ、多目的トイレもあります

蘭丸ふる里の森

山頂に国史跡美濃兼山城跡のある自然豊かな公園です。
城跡に造られており山城の地形を活かした散策路、中腹には古城山千本桜の名所とバーベキュー広場や芝生広場・蘭丸広場があります。

散策路を楽しむには第1駐車場から石畳と階段を上っていくと良いですが、車いすなどは芝生広場前駐車場を利用するのが便利です。

蘭丸ふる里の森
第1駐車場
第2駐車場
芝生広場前駐車場
芝生広場前駐車場の車いすマーク駐車スペース
芝生広場のトイレ
芝生広場の遊具

芝生広場に公園案内図があり、掲載されているQRコードをスマートフォンで読み取ると、公園紹介ページや園内案内図が見られます。
また、パンフレットも置かれていました。

芝生広場の公園案内図
芝生広場から見上げると千本桜と物見櫓が見えます
駐車場横のバーベキュー広場
バーベキューコーナー
バーベキュー広場から見上げると出丸跡の石垣が見えます

バーベキュー広場と芝生広場の間にある大手道を降りて行くと、森蘭丸の産湯に使われたという井戸や森家の家紋「鶴丸」を模った物などが見られますが、石畳の階段の為車いすの通行は困難です。

下に降りる大手道
井戸はバーベキュー広場から見られます
森家の紋「鶴丸」
産湯のせせらぎ
散策路「大手道」は第1駐車場まで行けます

わくわく体験館

ガラス工芸体験、体育館でスポーツ、宿泊ができる複合施設です。
大人から子供まで気軽に本格的なガラス工芸体験ができる工房を備えています。

わくわく体験館
わくわく体験館入口
ガラスについて説明が展示されています
ガラス工芸体験の完成品が展示されています
トンボ玉やサンドブラストなどの作成体験をするわくわく工房室
作品サンプル
吹きガラス体験をするガラス工房室
吹きガラス体験作品

体験工房室の奥にトイレがあり、通路の反対側には宿泊者用の食堂と調理室があります。

多目的トイレ
宿泊者用の食堂・談話室
調理室、宿泊者の食事は自炊だそうです

宿泊施設は、4人部屋が5室・10人グループ部室が2室・車いす対応4人部室が1室 あり、2階の宿泊施設にはエレベーターで行けます。

施設内エレベーター
車いす対応室
ベッド横まで車いすで入れます
車いす対応室のトイレと浴室
会議室、21畳の和室で持ち込み飲食ができます
施設には中庭もあり、休憩ができるベンチも

 

体育館
体育館内にも多目的トイレがあります

施設建物前に駐車場があり、車いすマーク駐車スペースも2台分、さらに「ささゆりクリーンパーク」と共有の駐車場が通路を登ったところにあります。

施設建物前に駐車場
共有の駐車場への通路
「ささゆりクリーンパーク」と共有の駐車場

今回は、中濃地域の可児市と美濃加茂市の4件の施設を訪問しました。

「可児市文化創造センター」は、施設全体がバリアフリーに配慮され、コンサートや観劇だけでなく、研修や会議室など公共施設としての利用もしやすいと感じました。
夜のイルミネーション点灯を一度見に行ってみたいと思いました。

「リバーポートパーク美濃加茂」は、オープンして一年ほどで、木曽川の環境を生かしたアウトドア施設ですが、通路なども整備され利用しやすくなっていました。
BBQエリアは、冬になると薪ストーブやこたつ、鍋などのメニューも登場するとのことで、冬のBBQも楽しいかもしれません。

「蘭丸ふる里の森」は森蘭丸産湯の井戸や出丸の石垣など、この地域にまつわる貴重な遺構が見られ、森氏居城である「美濃金山城跡」で戦国の歴史にもふれられました。
千本桜はお花見の名所らしく春には毎年多くの人が訪れているそうです、車で駐車場まで行けば、すぐ上に見られますので手軽な花見スポットとして良いなーと感じました。

「わくわく体験館」では、ガラス工芸体験が楽しそうでした。
吹きガラス体験は火傷しそうで難しいですが、砂を吹き付けてすりガラスの模様を作るサンドブラストなら手軽に体験できそうでした。

ご協力、ありがとうございました。
調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。