レールマウンテンバイク ガッタンゴー!! 乗車体験レポート

2017年6月2日、飛騨市神岡町にある、レールマウンテンバイク「Gattan Go!!(ガッタンゴー)」を体験してきました。
このガッタンゴーは、廃線となった旧神岡鉄道のレールの上を、ガッタンゴットンと音と感触を味わいながら、大自然の中を心地よい風を受け疾走する新感覚の乗り物です。

専用車イスに乗り換え

ガッタンゴーにはいろいろな車両がありますが、私は専用の車イスに乗り換え乗車することが出来る「おくひだ2号」を体験させていただきました。

専用車イスへの乗り換え

乗換の際は手伝ってもらいました。「おくひだ2号」用の車イスは標準タイプの車イスで、私の普段使うものとは違っていましたが、乗り心地も問題ありませんでした。
(座席に敷くマットは自分の車イスの物を使いました)

乗車前説明会

乗車前には、注意事項やおすすめポイントの説明があり、乗車順等の取り決めなども行われました。

乗車前の説明を聞く様子

この時は6グループくらいの方が乗車されました。

乗車(セッティング)

専用車イスを車両に固定して貰っています。スロープ状になっていて後ろから土台に上がる感じでした。

車両に車イスを固定します

 

出発

両サイドのマウンテンバイクに2人が乗車したら、出発です。

始発駅は「旧奥飛騨温泉口駅 」です。

全員乗車で準備完了!
スタート!!

道中(行き)

行きの道の様子です。新緑が青々としていました。

ガッタンゴットンとレールの上を進みます

 

トンネルの中はランプもなく暗いですが、マウンテンバイクのヘッドライトが点灯します

トンネルの中の様子です。写真は明るいですが、いくつかあるトンネルの中には真っ暗で視界が奪われるところもありドキドキしました。

川沿いを走行すると風も心地よいです

道中に見えた赤い橋です。川のせせらぎが涼しげに聞こえ、素敵なロケーションでした。

折り返し地点

折り返し地点で、車両の向きを変えて出発地点へと戻っていきます。
折り返し駅は「旧神岡鉱山前駅」です。

片道 約2.9kmで、折り返し地点に到着です
湧き水が冷たくて気持ちよかったです

道中(帰り)

帰りの赤い橋の見えるところで記念撮影しました。

景観の良いポイントで記念撮影!

到着

出発地点に戻ってきました。ガッタンゴーから降車します。

出発地点の「旧奥飛騨温泉口駅」へ、左側に「おくひだ1号」も見えてきました
ただいまー!

自分の車イスへ乗り換え

専用車イスから自分の車イスへと乗り換えて体験終了となりました。

お疲れ様でしたー!

レールマウンテンバイク「Gattan Go!!(ガッタンゴー)」に乗車してみて

風を切るような感覚は普段車イスに乗っていてはあまり感じることはできませんが、ガッタンゴーに乗車して久しぶりにその感覚を味わうことができました。

青々とした木々、色とりどりの花、川のせせらぎ、自然があるからこそ体験できるものがありました。

大人になってからは乗り物への乗り換えが大変だったりするので、遊園地等のアトラクションに乗ることはほとんどなくなりましたが、ガッタンゴーでは専用の車イスで乗車できる「おくひだ2号」があるので、対応可能な方も多いと思います。

私のように童心に還って体験して貰えたらと思います。(調査スタッフ K.N)

 

おまけ

短いですが乗車中の動画です。

バリアフリー現地調査 「ガッタンゴー」と「新穂高ロープウェイ」

6月2日に、飛騨市の「レールマウンテンバイク ガッタンゴー!!」と高山市の「新穂高ロープウェイ」のバリアフリー現地調査へ行ってきました。

今年度のスタートは、アクティビティの体験ということで調査スタッフはいつもよりも多い10名(車いす使用7名)でおじゃましました。

レールマウンテンバイク ガッタンゴー!! おくひだ2号
レールマウンテンバイク ガッタンゴー!!

レールマウンテンバイク ガッタンゴーは、廃線となった神岡鉄道の線路をマウンテンバイクで走ることが出来るというユニークな乗り物で、地元の方々が少しづつ作り上げてきた、観光資源です。
色々なタイプの車両があり、「おくひだ2号 車いす特等席車両」もあります。
荒れ模様の天気で、ガッタンゴーのある飛騨市神岡では朝から激しい雨が降ったり晴れたりと不安定でしたが、乗車時には奇跡的に快晴となりました。
乗車体験の様子は、後日このブログにも掲載したいと思います。

新穂高ロープウェイ 乗車時の様子
新穂高ロープウェイ

新穂高ロープウェイでは、標高2000メートルの展望台まで2本のロープウェイに乗って行くことが出来るのですが、朝からの強風で第2ロープウェイが運休となり、残念ながら展望台まで行くことは出来ませんでした。
第1ロープウェイで中間の鍋平まで行き、初夏の高原の新緑と雪がまだ残る北アルプスの山を眺めることが出来ました。
展望台は、またの機会にチャレンジしたいと思います。

ガッタンゴー!! おくひだ2号
ガッタンゴー!! おくひだ2号
中間駅も段差無しで移動
新穂高ロープウェイ  しらかば平駅から鍋平駅へ

どちらも様々な方が参加し利用しやすいように色々と工夫されていました。
設備で足りないところは人的支援で対応していただきました。

この時期は、花や新緑がいっぱいで飛騨はオススメの季節ですねー。

ご協力、ありがとうございました。
調査データは順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。

6月4日 中日新聞 岐阜県内版に掲載いただきました

 

バリアフリー現地調査 岐阜スタート

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト 現地調査 岐阜地域

平成28年12月15日

世界淡水魚園 オアシスパーク
世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ

を調査させていただきました。

ご協力有難うございました。

アクア・トトぎふは、何度も訪れたことのある場所でしたが、こういう機会にあらためて「バリアフリー」という視点で周ってみると、いろいろな人が楽しめるように工夫や配慮がされていることに気づきました。

オアシスパークでは、10年くらい前にバーベキューをしたことがあったのですが、さらにグレードアップされていてビックリでした。
小さい子供からお年寄りまで、快適に楽しめるようになっていて、観覧車は車いすごと乗れるようになっていました。

「水族館」というと、派手にジャンプするイルカのショーや巨大なジンベエザメが泳ぐ大水槽などダイナミックなものに目が行きがちですが、岐阜県が誇る「清流」をテーマにした水族館と公園では、普段陸上から川面を眺めているだけでは分からない、川や池で暮らす魚の実態が観察できたり、水に親しんだりすることができて、なかなか良いものですねー。

オアシスパークの車いすで乗れる観覧車
オアシスパークの観覧車から
アクア・トトぎふ
アクア・トトぎふ
アクア・トトぎふ
平成28年1月3日 岐阜新聞

バリアフリー現地調査 中濃スタート

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト 現地調査 中濃地域

平成28年12月16日

花フェスタ記念公園
平成記念公園 日本昭和村

を調査させていただきました。

ご協力有難うございました。

花フェスタ記念公園は、7000品種3万株のバラが植えられた、日本最大級のローズガーデンです。
残念ながらシーズンオフのためバラを見ることは出来ませんでしたが、大温室やトンネルイルミネーション、花のタワーなどを見ました。
4日前に園内のワナにかかったイノシシが脱走したそうで、2日前まで臨時閉園していたそうです。

日本昭和村も、屋外が中心の施設で冬季は景観も寂しいのですが、園内には昭和時代にレコードで聴いた、懐かしい歌謡曲が流れ、木造の校舎、オート三輪、駄菓子屋さんなどレトロな雰囲気で、子供の頃にタイムスリップしたみたいで楽しいひとときでした。

また春に訪れたい施設です。

 

花フェスタ記念公園 入口 イノシシ注意!!
花フェスタ記念公園 東西のゲートを結ぶ園内バスは車いすごと乗れます
花フェスタ記念公園
日本昭和村
日本昭和村
日本昭和村
平成28年12月17日 中日新聞 中濃
平成28年12月17日 岐阜新聞 中濃版

バリアフリー現地調査 東濃スタート

GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト 現地調査 東濃地域

平成28年12月7日

東濃地域での調査を、多治見市にある、

市之倉さかづき美術館
モザイクタイルミュージアム

からスタートしました。

ご協力有難うございました。

市之倉さかづき美術館は、自然豊かな閑静な場所にある落ち着いた佇まいの施設でした。
地元のものばかりでなく日本中から集められた盃が沢山展示されていて、のんびり過ごしながら時間をかけて見ると良いなーと感じました。
周辺には窯元が点在して見学もできるそうです。

今年できたばかりのモザイクタイルミュージアムは、とてもユニークな形の建物が印象的で、モザイクタイル製品やアート作品も展示されていて華やかな場所でした。

どちらも車いすのアクセスも良く利用しやすい施設でした。
また別の季節に是非訪れてみたいと思いました。

バリアフリー現地調査 東濃 市之倉さかづき美術館
市之倉さかづき美術館
バリアフリー現地調査 東濃 多治見モザイクタイルミュージアム
多治見モザイクタイルミュージアム
平成28年12月14日 岐阜新聞 東濃版
平成28年12月14日 岐阜新聞 東濃版