Recommended points Highlights
おすすめポイント見どころ
この地域で見つかった貴重な資料が見やすく展示されています
戦火を免れ百年以上前のものと思えない状態の貴重な資料を間近で見ることが出来ます。
高さや配置も、車いすでも見やすく展示されています。
中山道を通ったという皇女和宮降嫁行列や薩長同盟の古文書など歴史を感じることができます。
毛筆で書かれた手紙や書物
書をたしなむ人には興味深い品々です。
江戸末期の書き物が展示されていましたが、達筆すぎで素人では読めませんでした・・・。。
皇女和宮降嫁に関わる品々
孝明天皇の妹である皇女「和宮」が、文久元年(1861)に、14代将軍徳川家茂のもとへ降嫁した際には50キロにも及ぶ大行列で中山道を通って江戸へ向かいました。
和宮が使ったとされる小物入れや文箱があります。
中津川宿脇本陣跡・周辺
資料館一帯は本陣跡とされ、建物裏には脇本陣跡があります。
実際に使用されてきた「上段の間」と、ナマコ壁の土蔵が移設復元されています。柱や梁、建具、板張りも当時のものを再利用して公開されています。
座敷となっているため、車いすですべて見ることは難しいですが、宿場の雰囲気を味わえます。
また、資料館の隣にある民家も当時の建物が現存しており、その外壁や屋根の造り、植栽、塀などの外観は歴史を感じられます。
栗きんとんで有名な和菓子のまち中津川の工芸菓子
資料館受付前の情報コーナーに飾られていました。
地元の和菓子店の菓子職人が制作したささゆりの工芸菓子です。
触ると壊れそうな、繊細さがありました。ガラスケースに入っています。
Where you need attention
注意が必要な場所など
資料館のビルは傾斜地に建っているため、正面入口の階段脇にあるスロープの道路側は傾斜が少し強い(始まりの部分が11度くらい)ため、車いすでの通行は上りの際に転倒しないよう注意が必要です。
一般の駐車場はビル裏側に4台分あります、車いすマークの駐車場は近くの市立図書館にありますが、歩くには少し距離があると思います。
ビル裏側駐車場から資料館に入る場合は、資料館横のドア(開き戸)から入りますが、入口までの経路に傾斜は殆どありません。(正面入口は道路からのスロープに傾斜があります)
周辺の散策は、一般道を通り車の往来があり、道路に傾斜もありますので注意が必要です。
Investigator's comment
調査員のコメント
古いビルを使ってある資料館ですが、出来る限り車いすなどの利用にもに対応しようと感じられました。
歴史的に貴重な興味深い書もがあり、せっかくなので頑張って読んでみましたが、やはり難しくて諦めました。
皇女和宮には興味があったので、和宮に関する資料から当時のことが良く分かってよかったです。
資料館の隣に建つ庄屋さんらしき邸宅は貫禄がありました。裏に立っている、脇本陣も玄関と土蔵をそとから眺めただけでしたが、幕末に和宮の降嫁に家来たちが出入りしていたのだなあと、想像し時代の流れを感じました。
建物が少しわかりにくい場所でしたが、今回取材に伺って地元の中津川にもこういう歴史的な場所があったということを知ることが出来て良かったです。
展示してある古文書などは、車いすからもちょうどいい高さに並べてあるので、全ての展示物をゆっくりと見ることができます。
歴史に関して何も知識がなくて伺いましたが、館長さんの説明がとてもわかりやすく、興味が湧いてきました。時間が許せば職員さんの説明を聞けるとのことです。
中山道の宿場町のことを勉強したい方は充分楽しめる施設だと思います。
周辺も宿場の雰囲気が味わえるので、中津川市に来たら立ち寄っていただきたいと思います。