- 名称
- 長良川河畔 ポケットパーク名水
- フリガナ
- ながらがわかはん ぽけっとぱーくめいすい
- 住所
- 500-8009 岐阜市湊町
- 交通機関
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岐阜バス 長良橋
- バリアフリー項目
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俳人松尾芭蕉が長良川鵜飼を詠んだ句「おもしろうて やがて悲しき 鵜舟かな」
公園内の長良川を見渡せる場所に芭蕉の句碑があります。この句は、鵜飼を詠んだ俳句の中でも有名なものの一つで、華やかな鵜飼が終わった後の静寂の中に、鵜の哀れ、生きるために魚を獲らなければならない人間の宿命を感じたと言われ、以後、松尾芭蕉は魚類を一切食べなかったと伝えられています。
長良川沿いの散策の、途中休憩スポットに良い場所です。高台で、木陰やせせらぎもあって涼を取れる場所です。
長良川鵜飼の観覧船が停泊している様子や、夏の夜空にあがる鵜飼の始まりを告げる打ち上げ花火も見渡せる場所です。
川端康成は岐阜を舞台に「篝火」「非常」「南方の火」の短編小説を書いています。それにちなんで、この地に碑が建てられました。
川端康成は岐阜を舞台に「篝火」の短編小説を書いています。若かりし日の川端康成と初恋の人伊藤初代の「篝火の像」は、ふたり並んで長良川にむかい鵜飼船の篝火を眺めている情景を表しています。
北原白秋が昭和2年8月に岐阜を訪れ、鵜飼見物の感興を詠んだ長歌の碑です。
当時の鵜匠頭だった山下幹司を詠んだものですが、白秋が人を詠んだものは他になく、とても珍しい歌碑だそうです。
長良川の戦いで敗れた道三公の遺品などを埋葬したところが近くにあり、長良川の整備に伴い、その碑がここに移され建てられたそうです。
通路はレンガタイル敷きになっており、車いすで通行すると少し振動がありますが、広くて段差などもなく安全に通行すことができます。
公園内への入口は2ヶ所ありますが、長良川側の正面入口のほうが、道幅が広く傾斜も緩く、高台やトイレにも近いです。(車いす利用者 電動・手動)
岐阜・岐阜市
長良川河畔散策に立ち寄れる小さな公園。
長良川河畔 ポケットパーク名水
長良橋南詰にあり、川原町、鵜飼、岐阜公園、金華山などの散策の途中で休憩できる公園。 松尾芭蕉が鵜飼を詠んだ句「おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな」の句碑がある。 句碑のほかトイレ、公衆電話、記念碑などもあり、長良川を見下ろしながら休憩できる。
基本情報・バリアフリー情報
Investigator's comment
調査員のコメント
芭蕉だけでなく、川端康成・北原白秋の碑もあります。文学・俳句に興味のある方は、鵜飼の観覧のついでに訪れる価値はあると思います。(車いす利用者 電動・手動)
高台で木陰と川風があり、長良川の花火や長良川鵜飼を観覧できる絶好のスポットです。(車いす利用者 電動・手動)