バリアフリー現地調査2018 恵那


GIFU・バリアフリー観光推進プロジェクト2018 現地調査 恵那

平成30年11月27日

中山道広重美術館

恵那川上屋本社恵那峡店

恵那寿や観音寺店

を調査させていただきました。

 

中山道広重美術館

恵那市にある、歌川広重を中心に1000点あまりの作品を所蔵する美術館です。
1階と2階の展示室には、浮世絵収集家 故 田中春雄氏の「田中コレクション」 の浮世絵版画(広重)を中心に、有名な「東海道五十三次」などが展示されています。
2階の「浮世絵ナビルーム」では版画の道具などを展示し、パネルや映像などで浮世絵について学べます。
重ね摺り体験コーナーでは浮世絵の版画を体験する事も出来ます。

美術館入口のスロープ

 

木曽海道六十九次(複製)

2階の浮世絵ナビルームでは、「ペッパー君」が浮世絵や版画などの説明をしてくれます。

日本語のほか英語にも対応

「浮世絵重ね摺り体験コーナー」は、3色から12色まで数種類ありました。
絵柄は定期的に入れ変えているそうです。今回は3色の物を体験させていただきました。紙をずれないように置くのがポイントです。

ローラーでインクを付け紙を置いたら、馬連(ばれん)でこする
同じ作業を3回繰り返し出来上がりです
馬連を作成する道具

広重美術館は、見るだけでなく重ね摺り体験や、双六で遊べるので、他の美術館とは違った楽しみ方も出来て面白いと思いました。

恵那川上屋本社恵那峡店

岐阜県東美濃地方は、秋になると栗を使った和菓子「栗きんとん」が有名で、恵那市や中津川市、八百津町などには、栗きんとんを販売するお店も数多くあります。

恵那市にある「恵那川上屋」の恵那峡店は、四季折々の渓谷美が楽しめるダム湖「恵那峡」に近く、観光スポットとしても人気のお店です。
栗きんとんをはじめとする定番の和菓子から、生菓子、旬のフルーツを取り入れたケーキなど、幅広い商品を販売しています。
屋内と屋外に「茶房」も併設され、お店限定のメニューもあるそうです。

正面の駐車場入口

有名なお店で栗きんとんのシーズンには非常に込み合います。
17時以降だと空いていて、ゆっくり買い物ができるそうです。

店内の通路は広く車いすも安全に通行できます
屋内イートインスペース
屋外イートインスペース、冬は暖房が入ります

恵那寿や観音寺店

こちらも恵那峡から近い「寿や(すや)」観音寺店では、栗きんとんをはじめ栗菓子などの商品を販売しています。

落ち着いた雰囲気の建物に入ると、喫茶スペースではジャズが流れ、庭を眺めながら抹茶や和菓子が楽しめます。

入口、車いすは急傾斜の短いスロープより、右の石畳の方が緩やかです
喫茶スペースから窓越しに見える庭園
庭を眺めゆったり過ごせます
栗きんとんと抹茶のセット
販売スペース

 

ご協力、ありがとうございました。
調査データは、取りまとめなどを行ない順次ふらっと旅ぎふへ掲載していきます。